達磨忌

  • 2017.10.05 Thursday
  • 21:00

今日は達磨さんの命日である達磨忌です。拳法で有名な嵩山少林寺で坐禅修行された達磨さんは、壁に向かって九年間も坐ったと伝えられています。

達磨さんは、南インドの人で香至王の第三王子と伝えられています。般若多羅尊者について坐禅修行にはげみ、高齢になってから中国に渡りました。その後、梁の武帝と面接。国の発展の為に仏教を利用した武帝と考えが合わず、洛陽の郊外にある少林寺にて坐禅を行い九年間にわたったといわれます。これを面壁九年(めんぺきくねん)と呼んでいます。

その後、達磨さんの弟子慧可大師(えかだいし)が法を受け継ぎました。器から器へ水を移していくように各祖師方が法を受け継ぎ、やがて道元禅師に伝わりました。そのおかげで現在の曹洞宗そして瑞雲寺があるわけです。

 

達磨さんの命日にあたり午前10時に、湯・菓・茶をお供えし法要を行いました。

釈尊降誕会

  • 2017.04.08 Saturday
  • 21:00

今日は釈尊降誕会(しゃくそんごうたんえ)です。
わかりやすく言いますと、お釈迦様の誕生日であります。

お釈迦様は、母親であるマーヤー夫人が、白いゾウが天から降りてお腹に入る夢を見て懐妊されました。そして、無憂樹(むゆうじゅ:マメ科)の花が咲くルンビニ園(※現在ネパール)でお生まれになられました。

 

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ムラガンダクィー寺院の釈尊降誕図(※昨年のインド仏跡巡礼の旅 第5日目にて)

お釈迦さまが誕生されたのを見て、竜は天から降りて香り高いお湯と水を灌いで産湯につかったといわれています。
その後、お釈迦様は立ち上がり、七歩歩いて右手を天に、左手を地に「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」ととなえられたと伝えられています。七歩の内、六歩は六道輪廻の世界、さらに一歩進んで七歩歩かれたのは解脱(さとり)意味しています。(参照:インド仏跡ガイド 桜井俊彦著 法蔵館)

天上天下唯我独尊とは、私たち一人一人の存在は非常に尊い存在でありかけがえのないたった一つの命をもっているということです。我とはお釈迦様お一人のことではなくすべての人々が尊い命をもっているということを教えているのです。


午前9時30分より、瑞雲寺本堂にて降誕会の法要を執り行いました。

涅槃図と今年の干支

  • 2017.02.16 Thursday
  • 22:00

今年の干支は酉(とり)年です。涅槃図を見てみると鳥類が多いことがわかります。なぜ鳥類が多く描かれているのか調べてみましたがわかりませんでした。

 

涅槃図を見て思ったことは、お釈迦様は鳥たちにも慕われていたということです。鎌倉円覚寺の朝比奈宗源(あさひなそうげん)老師はおっしゃっています。

 

「わしは子どものとき、お寺の涅槃会におまいりして、ねはんだんごを食べながら、ふと涅槃図を見た。なんとお釈迦さまのまわりに、たくさんの人が泣いている。動物や鳥まで泣いている。わしも死ぬときには鳥にも泣かれるような人間になりたいと、子どもながらに思った。それがわしの出家の縁になった」(松原泰道著「釈尊最後の旅と死」祥伝社)。

 

鳥はおろか、うちで飼っている猫にも逃げられるようではまだまだだと思った一日でした。

 

最後に涅槃図にはどのような鳥が描かれているのか撮影してみました。

 

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今年の干支である鶏(酉)

 

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種類はわかりませんが、かわいらしい鳥達。

 

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人頭鳥身の迦陵頻伽(かりょうびんが)。美音鳥・妙音鳥と訳され、歌声が素晴らしい極楽に棲む鳥です。

節分

  • 2017.02.03 Friday
  • 21:00

今日は節分、季節の節目ということで、年に4回(立春・立夏・立秋・立冬)あるそうです。

 

18時より、瑞雲寺本堂に於いて、豆を供えて御祈祷した後、各部屋ごとに「福は内」という掛け声とともに豆をまきました。思い切って大量の豆をまきたかったのですが、回収が大変なので少量にしました。

 

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升に入った豆


瑞雲寺において豆まきの際の掛け声は「福は内」です。
その理由は、金龍山瑞雲寺の住所は金山字形、地名が鬼に関係のあることから「鬼は外」とは言わずに「福は内」と言って豆をまいています鬼

ちなみに鬼形という地名の由来ですが、金龍山の左側に鬼形山という山があります。
山の頂上には、鬼のように大きな石があったことから鬼形になったようです。

※鬼形山の鬼石についてはこちら
※丸森で「鬼」という字を使う地名は鬼形の他に大内の鬼ヶ柵があります。

高祖降誕会

  • 2017.01.26 Thursday
  • 21:00

今日は、高祖(こうそ)降誕会(ごうたんえ)でした。
「高祖降誕会」と言われてもピンとこないと思います。

わかりやすく申しますと、永平寺をお開きになられた道元禅師さまが誕生された日を祝う法会(ほうえ)のことをいいます。
午前11時より須弥壇に湯・菓・茶をお供えし御誕生を祝う法会を行いました。

 

本堂内は0℃でしたが、気温零下が続いたせいか、何となく暖かに感じた高祖降誕会でした。

初観音

  • 2017.01.18 Wednesday
  • 20:00

今日は、今年始めの観音様のご縁日(初観音)です。

今朝から天気が良く、飛行機の機種がわかるほどに空気が澄んでいました。

11時より、観音講の講長さん・講員の方々が集まり、観音堂にて御祈祷。その後、庫裡の広間にて新年会を行いました。

 

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金山上空を通過するANAの飛行機

どんと祭

  • 2017.01.15 Sunday
  • 21:00

14日午後9時、年縄・松飾り・昨年のお札などを注連縄で縛った後、今年一年無事に過ごせますよう瑞雲寺境内にてお焚きあげしました。風も無く穏やかな夜で、空高く昇って行く煙が印象的でした。

 

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境内でお焚きあげ

納めの観音

  • 2016.12.18 Sunday
  • 21:00

観音様の縁日は、毎月18日。

今日は今年最後の縁日という事で、納めの観音とよばれています。

瑞雲寺では、午後2時より観音堂にて御祈祷を行いました。

 

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木彫りの観音様

成道の日

  • 2016.12.10 Saturday
  • 21:00

12月8日は、お釈迦さまがお悟りを開かれた日「成道の日」。
成道(じょうどう)というのは、「仏教の修行を完成し、悟りを開くこと」という意味です。

お釈迦さまが生きていた当時の修行法には二種類ありました。それは坐禅瞑想して精神を統一する禅定。もう一つは断食(食を断つこと)などによる苦行です。

はじめ、お釈迦さまはある二人の仙人のもとで禅定の教えを受けていました。禅定に入っている時は不安や悩みを克服できても、一旦禅定から離れると、心に不安が戻ってくるのでした。

そのようなわけでお釈迦さまは、もう一つの修行法である苦行の道(断食:食を断つこと)に入りました。目は窪み、あばら骨が一つ一つ数えることができるほどに痩せ、肌の色はくすみ生きているとは思えない程だったといいます。

驚くことにお釈迦さまは、このような苦行を6年間も命がけで修行されていました。しかし、この苦行はお釈迦さまが思っている問題を解決するには到りませんでした。苦行は、肉体を苦しめ心に平安をもたらすどころか、ますます乱すものだったのです。

結局、苦行とは出家以前の享楽的な生活のもう一方の極端にしか過ぎないことに気づき、6年間の苦行を思い切って捨てる決意をしました。6年もの真剣に修行してきた苦行という積み重ねを捨てるというのはよほどの勇気がないとできるものではありません。

6年もの苦行を捨てるという大決意をされたお釈迦さまは、河の流れに身を清め、村の娘スジャータの乳粥の供養を受け体力を徐々に回復しました。

 

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そして、ブッダガヤの菩提樹という木のもとで、坐禅に入ります。悟りを開くまでここを動かないと決意し8日目、明けの明星を仰いだ時にお悟りを開き、仏陀(ブッダ)となられたのでした。(※参考にインド仏跡巡礼の旅 第4日目をご覧ください)

 

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瑞雲寺ではお釈迦さまの悟りの日に因み、成道会(じょうどうえ)法要を執り行いました。

太祖降誕会

  • 2016.11.21 Monday
  • 21:00

今日は曹洞宗大本山総持寺を御開きになられた瑩山(けいざん)禅師様の誕生を祝う、太祖降誕会(たいそごうたんえ)でした。

瑩山禅師様は1268年11月21日(陰暦10月8日)越前国(福井県)に生を受けました。観音信仰に厚い母親の影響を受け8歳で永平寺に入り三世義介禅師様のもとで修行されました。その後、師を求め諸国を巡り修行されています。

瑩山禅師様に関連するお寺としては、大本山永平寺(福井県) 宝慶寺(福井県) 大乗寺(石川県) 永光寺(石川県) 城満寺(徳島県) 大本山総持寺(神奈川県) などがあります。

 

もともと総持寺は能登にありましたが火災で烏有に帰し、明治44年(1911年)に神奈川県鶴見に移転され現在に至ります。瑩山(けいざん)禅師初開の道場である城満寺の本堂・坐禅堂は、小斎出身の大槻老師が、全国を托鉢して建立されました。

 

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瑩山(けいざん)禅師初開の道場、城満寺本堂

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