柳澤山長泉寺本堂・位牌堂落慶式

2011.02.23 Wednesday

昨日は、大内田辺にある長泉寺本堂・位牌堂落慶式がありました。
柳澤山長泉寺は、万治三年(1660年)瑞雲寺九世州南詮越(しゅうなんせんえつ)大和尚が御開山のお寺です。なので瑞雲寺と長泉寺は、本寺と末寺。わかりやすく言いますと、本家と分家にあたります。

今朝はとても寒い朝でしたが、法要が始まる10時ごろは日差しが春のような感じがして、とても過ごしやすい日でした。法要は、長泉寺本堂・位牌堂落慶法要。引き続き落慶式典にて感謝状贈呈。次に先住忌(前の和尚さまの法要のこと)。檀信徒総回向(檀信徒の皆様の供養)を行いました。


地盤の補強などで時間はかかりましたが、無事完成できて良かったです。


須弥檀の真ん中にいらっしゃる方は、お釈迦さまです。


職人の技を感じる格子状の天井ときらびやかな天蓋(てんがい)


本堂から撮影。遠くに見える山は鹿狼山。

福寿草が咲きました!

2011.02.20 Sunday

2月14日から19日まで、東京にある曹洞宗宗務庁で研修に行ってきました。
研修ではほとんど外へ出ることはありませんでしたが、日本全国から集まったお坊さん一人一人の法話を拝聴することができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

東京での研修が終わり、宮城に戻って驚いたことがありました。それは雪が消え、何となく春らしい風景になっていたからです。ふと、自宅の庭を見てみますと春を告げる花のひとつである福寿草が綺麗に咲いていました。2月の風景というと暗いイメージがありますが、福寿草の黄色い花が咲いた姿に元気をもらいました。


自宅の庭に4つの福寿草


福寿草の黄色い花びら

涅槃会の準備

2011.02.13 Sunday

今日は、2月15日に行われる涅槃会の準備をしました。涅槃会とは、お釈迦さまが80歳でお亡くなりになられた2月15日に法要を行うことです。お釈迦さまは、お亡くなりになるまで須跋陀羅(しゅばつだら)という老僧を教化されましたが、常に自分を省みず人の為に法を説かれました。自分自身を省みることの無い生涯をクシャナーラの沙羅双樹(さらそうじゅ)のもとでとじられたのです。ちなみに、お釈迦さまがお亡くなりになられた光景を絵にしたのが涅槃図です。


竹の棒を使って掛けます。掛軸を掛ける釘が結構な高さにあるので、とても難しい・・


瑞雲寺の涅槃図です。人はもちろん動物にも慕われていたお釈迦さまがうらやましいです。


よく見ると、蛇と蛙が仲良くお釈迦さまの方を向いています。


こちらはカニと蟻?


今年の干支であるウサギさんです。

昨日、小富士山に行って来ました。

2011.02.12 Saturday

昨日、小富士山の西側の木が伐採されて見晴らしが良くなったということを聞いて、体力づくりも兼ねて行ってきました。

伐採された範囲は結構広く、以前の印象と大分変わった感じがしました。
小富士山の頂上付近も伐採され、今まで見えなかった石も見ることができるようになったので公開したいと思います。


赤い線が伐採された範囲


見えづらかった石も見えるようになりました。写真ではわかりづらいのですが結構大きな石です。


三段重ねの石。比較的町内では多く見られます。


蔵王方面を撮影


通称「芋虫岩」へも意外と早く行けるようになりました。


芋虫岩」から見た立石


しばらく、伐採は続くようです。

仏の教えを聞く会のお知らせ

2011.02.08 Tuesday

今年も、曹洞宗宮城県布教師協議会主催の「仏の教えを聞く会」が、年5回開催されます。
宮城県内の新進気鋭の曹洞宗布教師さんの法話を聞きたい方は是非いらしてください。
あなたの人生観が変わるかもしれませんよ。



今日は節分

2011.02.03 Thursday

今日は節分です。
瑞雲寺では午後7時から本堂にてご祈祷をしてから豆まきをしました。

金龍山瑞雲寺のある住所は、丸森町金山字鬼形という地名です。
鬼に関係のあるところですので「鬼は外」とは言わず「福は内」だけ言って豆をまきました。
そもそもなぜ地名が鬼形というのかと申しますと、金龍山の左側に鬼形山という山があります。
その鬼形山の頂上には鬼石という大きな花崗岩があることから鬼形となったようです。
そのようなわけで瑞雲寺では「福は内 福は内」とだけしか言わないのです。

鬼形山の鬼石についてはこちら

※丸森で「鬼」という字を使う地名は鬼形の他に大内の鬼ヶ柵があります。
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