久しぶりの再会
2012.06.25 Monday
今年の4月より、金山図書館の運営委員に委嘱されました。
どうすれば図書館に来ていただけるか?金山まちづくりセンターで作成された平成23年度利用者の統計を見た結果、中学生は部活で忙しい為ほとんど利用していない。大人は日中仕事に行っている関係上、利用できていない。図書館の利用者は圧倒的に小学生が多いのがわかりました。
読書の習慣は早いうちに身につけた方がいいにこしたことはありません。読書の習慣がつけば中学・高校・社会人になって、きっと役に立つと思うことから、更に小学生に来てもらうのが一番いいだろうと自分の中で結論を出しました。
そこで、運営委員の肩書だけで終わらせまいと、まずは行動。予算内で本を購入するにあたり、まず手始めに金山小学校の図書室を見学しに行ってきました。
校長先生に案内して頂きました。小学校の2階では、蚕が繭を作っていました。意外と可愛かったです。
蚕の見学の次は図書室へ
そこで懐かしい出会いが・・・・
私が小学一年生のころ、はじめて図書室で借りた本がまだありました。一気にあの頃にタイムスリップ!
さすがにカバーは無くなっていました。
本のにおいを嗅いだら、その当時の思い出がよみがえってきました。においって不思議ですね。パソコンで電子ブックを利用していますが、やはり、本にはかなわないと思います。
図書室の蔵書印と昭和49年のボールペン書きがあることから、この本に間違いありません。
金山小学校の図書室を見学しての印象としては、20年〜40年前の本が結構あるなど、古い本を大切にする学校だなと感じました。ただ、古い本が多い為、新しい本が入っていないようにも感じます。
これは決して悪いことではなく、小学校の図書室を利用しつつも、金山図書館にも足を運んでもらえれば、更に本を読む楽しさをわかってもらえるのではないかと思いました。
運営委員の期間中は、小学生そして地域の方に楽しんでいただけるような本の情報を、まちづくりセンターに提供できたらと思います。
本日はお忙しい中、金山小学校の校長先生、教頭先生、ありがとうございました。
自分の住む地域を知ろう
2012.06.19 Tuesday
今日は、丸森町教育委員会生涯学習課主催「自分の住む地域を知ろう」と題し、生涯学習推進協力員(参加者5名)の実地研修が行われました。講師は引地昭夫先生。古文書など膨大な資料に裏打ちされたお話は、とても面白くメモを取るのも忘れるほどでした。
小雨の中、8時30分過ぎトヨタのハイエースに乗り、金山町づくりセンターを出発。
◆台町古墳群では前方後円墳を見学。古墳群内にある猫の石碑は草がボウボウの為見る事ができませんでした。
前方後円墳
古墳群内にある、猫の石碑へ至る道。
◆金山城址は雨の為、登山口で説明を受けました。
金山城登り口
◆瑞雲寺では、町指定の文化財である前机・霊膳を見学(私も少し説明させて頂きました)
引き続き、本堂にて佐野製糸場にまつわる興味深いお話を聞きました。
◆溪水寺では、観音堂(伊具三十三観音の一つ)の中に入り、御霊屋にあったとされる観音様を参拝致しました。
溪水寺観音堂
◆その後、車の中で長泉寺の懸田御前の伝説。田林地区の飛び地(これがまた面白い!)について等のお話を聞きました。
金山町づくりセンターに着いたのは12時過ぎ。今日は、あいにくの雨でしたが、かえって記憶に残る研修会となりました。