謎の動物
2012.08.26 Sunday
午後、丸森に用事があるため、車に乗って行こうとしたら、金栄橋のあたりから変な動物が瑞雲寺に向かって走って来るのが見えました。
「何だあれは?」と思い車を止めてジッと見ていても何の動物かわかりません。その動物は、道路の真ん中ではなく、律義に道路の端を走っているなど車の危険性がわかっているようにも見えます。
犬にしては大きすぎるし、馬にしては小さい、色は灰色。どんどん車の方に近づいてきて、草刈りしているオジサンの手前で止まりました。約10秒ほどにらみ合いが続き、田んぼの中をぴょんぴょん跳ねまわって逃げてゆきました。
その動物の正体は、カモシカでした。普段は山の中にいる動物ですが、いるはずのない町場から道路の端を走ってくる姿に、思わず笑ってしまう出来事でした。
カラスの喜ぶ声
2012.08.14 Tuesday
「カア〜カア〜」
カラスが喜ぶ声が聞こえます
つまり、お盆のお墓参りで供えたお菓子・団子などをカラスが狙い、食べ散らかしてしまうのです。またカラスのほかに、イノシシ・スズメバチなどもお供え物を狙っています。特に怖いのはスズメバチ。刺されたら死ぬ可能性もあります。そのような危険を無くすためにも、お墓の前で手を合わせましたら、その場で食べるかお持ち帰りして下さい。よろしくお願いいたします。
「カアカアと 墓の供物に 歓喜する」
遅くなりましたが、お盆についてのページはこちらです。
特撮博物館
2012.08.02 Thursday
7月27日、埼玉での車の修理が二日ほどかかるということで、東京で二泊してきました。どうせ行くならばと思い、東京都現代美術館で開催している「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」を見学してきました。
東京の丸の内からバスで東京都現代美術館まで直に行けるので楽でした。自分のような田舎者は、線路が複雑な電車よりもバスの方が楽でいいですね。(※料金200円)
バスのステップから降りると、「もわっ」と三十数℃の熱気で頭と体がおかしくなりそうでしたが、自動販売機でジュースを一本飲み干し、東京都現代美術館に入りました。
中へ入ると、クロークがあり荷物を預かってもらいました。その時「撮影可能な場所がありますので、ぜひ、デジカメをお持ちください」と言われその通りに。普通、博物館や美術館は撮影禁止が当たり前なのですが、この一言でなんだかワクワクしてきました。このワクワク感が大事なんですね。
入場券(大人1400円)を購入し中へ入ると、特撮で使用された飛行機・車・マスク・銃・スケッチ・建物のミニチュア・ゴジラの着ぐるみなど、よく見てみると細かい傷が無数に付いていたりして、その当時の激しい撮影が行われていたことを物語っています。今でこそCGが当たり前になってきましたが、このアナログな展示物に当時携わった方々の情熱が、私の目を通して感じられました。
特撮博物館の展示内容は全部面白かったです。特に良かったのが、約10分ほどの短編映画「巨神兵東京に現る」と短編映画が出来上がるまでのビデオでした。映画ではCGは使わず建物から爆発まで全部手作り、それが逆にリアルに感じられ巨神兵の恐ろしさがビンビンと伝わる映像でした。最後の最後に、短編映画で使われたミニチュアステージが用意されており、東京タワーやビルなど間近に見て自分が巨神兵になったような気分を味わえるなど満足のいく展示となっていました。
興奮冷めやらぬまま前に進むと、特撮ヒーローのグッズを販売している入口付近に一回500円のガチャガチャが置いてあります。大の大人が列をつくって何回もハンドルを回す姿が印象的で、「いったい一日にいくら儲かるんだろうか?」と考える自分がいました。私も一回500円は高いと思いながらも、ガチャガチャのハンドルを回してみました。500円を入れ、右回りでハンドルを「ガチャガチャ」と2回まわすと、カプセルが「ゴトン」と落ちてきます。この「ゴトン」と落ちてきて、カプセルを開ける瞬間がたまらないんですね。これはギャンブルみたいなところがあるので一回でやめました。
結局、特撮博物館に2時間以上いるなど、時が経つのも忘れるほどでした。
期間は7月10日から10月8日まで。出来たらもう一度行ってみたいです。
東京都現代美術館前
東京の道路を戦車が通ったら、こんな感じになるんでしょうね。
築4〜50年経っていそうな古い家のミニチュア。昭和な感じがいいですね。瑞雲寺や金山城のミニチュアも作ってもらいたいです。一体いくらかかるんでしょうね。
見学者がいなければ本当の街に見えるほど、精巧に出来ていました。
私の部屋ではありません。特撮用のミニチュアです。古雑誌の積み上げなど生活臭が漂ってきそうな雰囲気。
部屋の全体写真。私も東京での一人暮らしはこんな感じでしたね。
これは等身大の看板ではありません。特撮で使用した看板です。架空の電話番号まで書かれている等、とても細かい。
もし、瑞雲寺でガチャガチャを設置するなら、カプセルの中身は猫の石像や庚申の石像・新丸森橋・天然記念物の立石?
特撮博物館見学後の東京駅。周りがミニチュアに見えるなど、印象に残る博物館でした。
本日、特撮博物館で購入した図録(自腹)を金山図書館に寄贈
とても楽しい図録でページ数もかなりあります。見たい方は金山図書館へ行ってください。
図録の一部。爆発しているのは増上寺のミニチュアです。お寺に住んでいる自分にとっては複雑な気分ですが、この一瞬のためにミニチュアの瓦約1万枚を一週間かけて並べたそうです。