秋らしくなりました

2012.10.31 Wednesday

10月も最終日。朝、天気が良かったので瑞雲寺境内を撮影してみました。
境内には色々な木がありますが、この時期はイチョウの葉が黄色くなり始まる頃で、カメラで撮影されるなど楽しみにしている方が結構いらっしゃいます。このイチョウの木は金山の町からも目立つらしく、「昨年は〇月〇日ごろ黄色くなった」「今年は遅いねぇ」とお話してくれる方がいます。植物に興味が無かった私は四季の移り変わりを町の方から気づかせてもらったことがありました。

このブログでは、瑞雲寺の日記帳も兼ねてお寺の行事に限らず、四季の移り変わりも写真で紹介していこうと思います。


瑞雲寺境内にあるイチョウの大木
手前のイチョウの木より奥の方が黄色いなど、個体差があるようです。


イチョウの大木の根本にある石碑群
イチョウの葉が落ちる頃には、石碑と石碑の間が真っ黄色になります。

石羽街道沿いの丸石

2012.10.31 Wednesday

石羽街道沿いの丸石の写真を追加しました。


古碑よりも案山子で有名になってしまった石羽街道

秋のお館山(金山城)登山

2012.10.28 Sunday

昨日は、春に引き続き、まるもりグリーンツーリズム「伊達政宗 初陣の地・丸森町金山 秋の金山城跡を巡る」と題して、参加者12名の方々とお館山へ登ってまいりました。

前の晩は結構な雨降りで、おそらく中止になるだろうと思っていましたが、翌日の集合時間である9時半に近づくにつれ天気が回復し絶好の登山日和になりました。

出発前、センター内にて約30分ほど金山歴史伝承会会員による金山城の歴史的な説明を聞き、午前10時過ぎ私が吹く出陣のほら貝を合図に頂上へ向けてスタート。

登山道は、おとといの雨で一部ぬかるんで歩きづらい所がありましたが何とか登ることができました。途中、埋門・土塁跡・出丸・石垣を見学。頂上へは11時15分ごろ到着。(到着時間は春の時と大体同じ)

昼食も含めて約1時間頂上にいたところで、下山。その後、大日堂を参拝し、境内にある猫の石碑・蛇の石碑・道祖神その他の石碑を皆さんと見学しました。

お館山を登って思ったことは、北から東に向けての見晴らしは丸森・角田が見えて最高なのですが、南から西にかけての風景が、雑木のために見えなかったのはとても残念でした。

これからの課題としては、町内外から来て頂くために宣伝や案内の看板の設置、さらに、風景を遮っている木を切り、柴小屋城・冥護山・小斉城・丸山城・瑞雲寺(中島公の菩提寺)など360度見えるようにすることで、金山城がいかに重要な拠点だったかということを知ってもらえれば丸森町内における人気観光スポットの一つになりうると私は信じています。


島崎家の門。


お館山の登山道。昨日の雨で道がぬかるんでいました。


金山城石垣の説明を聞く参加者の皆さん。


お館山頂上。


金山の町並。


かつて登った人の姿を麓から確認することができた「お館山」。何とかしたいものです。



解散後、数名の方が瑞雲寺にある御霊屋に行きたいというので、ご案内致しました。
御霊屋の何がいいかというと、見晴らしがいい、真正面にお館山が見える、この二つに尽きると思います。いいところを二つ挙げましたが、実際には草木が伸び過ぎて絶景を堪能することができませんでした。今回は、お館山の見晴らしとともに、御霊屋の見晴らしもよくしないといけないと思った次第です。


御霊屋から金山の町並を望む 2年前の2010年10月2日に撮影

締切迫る「秋の金山城跡を巡る」プログラム募集

2012.10.23 Tuesday

かほピョン週刊こども新聞連載「独眼竜政宗」が連載30回を数えるに至りました。その中で「金山城」の名は14回出ています。今までこんなに「金山城」が注目されることは、私の記憶ではありませんでした。

そんな「金山城」をテーマにした丸森グリーンツーリズムプログラムが1日限定で27日(土)にあります。来年はあるかどうかわかりませんが、おそらく無いでしょう。時間がありましたら参加してみて下さい。



平成24年10月21日(日)発行 かほピョン週刊こども新聞より


なんといっても難攻の堅城ですからね。


締切はまもなくです。お待ちしております。


伊達政宗 初陣の地・丸森町金山 秋の金山城跡を巡る

日時:10月27日(土)9:30〜13:00
参加料金:1000円(金山城の資料・おにぎり付)
募集定員:15人
申込締切:10月24日(水)午後4時まで
集合場所:金山まちづくりセンター

予約・問い合わせ先
丸森町観光物産協会 0224(72)6663

金山まつり

2012.10.20 Saturday

「ブォーブォー」「パン!パン!」午前十時、私のホラガイを合図に「金山まつり」開始の花火が打ちあがりました。遠くに目をやると、花火の音に驚いたせいか、土手にいた白鳥がどこかへ飛んで行く姿が見えました。白鳥が来るということは、もうすぐ寒い季節が来るということです。季節の移り変わりってはやいものですね。今日の天気は雲がほとんど見当たらない快晴。日中は涼しいと思いきや、意外と暑く感じる一日でした。

まつりの会場を見渡すと、各テント(綿あめコーナー、輪投げコーナー等)前に子供たちの姿が多く見られました。会場の賑やかな様子をデジカメで撮影している時、自分が小学生の頃に、このようなまつりがあれば面白かったのになと思うほど楽しい雰囲気でした。

10時30分、丸森ウインドサークルによる演奏会が始まりました。サザエさんの曲、踊る大捜査線メドレー、きよしのズンドコ節、マルマルモリモリなどなど、会場に来ていた方のツボをおさえた楽しい曲を演奏。この日の為に曲を選考した方のセンスが素晴らしい!演奏もノリノリで良かったです。その後は、ミノアカフラサークルの皆さんによるフラダンス。天気が良すぎたせいか素足にアスファルトは熱いのではないかと要らぬ心配しましたが、ハワイの雰囲気を思い起こさせる優雅なダンスを披露されていました

11時20分頃、三つの臼と杵による餅つき大会。スタッフ入れ替わり立ち替わり餅をつきました。力を込めてできたまろやかな餅は食19会(しょくいくかい)の方々が作った特製の汁の中に入れられ、まつりの会場にいた皆さんにふるまわれました。力を込めてついた餅と、食19会特製の汁との組み合わせ?はとても美味しくおかわりをしてしまうほどでした。

12時20分、予定通り、お楽しみ抽選会が行われました。結構商品があったのにも関わらず、一度も当たりませんでした。残念!

最後に、金山まちづくりセンター前駐車場が会場になったのは今回がはじめてだそうですが、各テント間(綿あめコーナー、輪投げコーナー等)の移動を考えると、この広さがちょうどよいのではないかと思いました。


始まる前の金山まつりの会場。天気は最高です。


輪投げゲームコーナー


丸森ウインドサークルの皆さんによる演奏。日の光がまぶしい中、演奏お疲れさまでした。


金山がハワイになった瞬間。ミノアカフラサークルの皆さんによるフラダンス。


保科町長と長谷川県議二人による餅つき。杵の向きが・・・・


まつりに来た皆さんにふるまわれた雑煮。おかわりするほどおいしかったです!

伊達政宗 初陣の地・丸森町金山 秋の金山城跡を巡る

2012.10.18 Thursday

丸森町の体験型グリーンツーリズムがに引き続きにも行われます。

プログラムとしては、物づくり体験であったり、食であったりと丸森を楽しめる内容となっております。
中でも「秋の金山城を巡る」プログラムは、物づくり体験でもなければ、食も関係も関係ありませんが、山城を登ることを通じて身体全体で楽しめるプログラムとなっております。

少しでも興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?お待ちしております。


河北新報 一週置き連載 「独眼竜政宗」作・千葉真弓 これが面白い!


「独眼竜政宗」に描かれていた難攻の堅城金山城。


こちらは、講談社の「伊達政宗(原作・山岡荘八 画・横山光輝」の中の金山城


今回の資料。内容は前回と一緒ですが・・・


追加資料ができました!!
こちらは、伝承会会員榎並氏が歩いて作成した貴重な資料となっております。
これで参加費1000円(おにぎり付)とは・・・。なお、前回参加された方にもお配り致します。


絵と写真付きで、とてもわかりやすい。


当日は、当時の雰囲気を出すためホラガイを持って行こうかと思います!


難攻の堅城金山城に登ってみませんか?お待ちしております。


伊達政宗 初陣の地・丸森町金山 秋の金山城跡を巡る

日時:10月27日(土)9:30〜13:00
参加料金:1000円(金山城の資料・おにぎり付)
募集定員:15人
申込締切:10月24日(水)午後4時まで
集合場所:金山まちづくりセンター

予約・問い合わせ先
丸森町観光物産協会 0224(72)6663

輪つながり

2012.10.14 Sunday

昨日は、阿武隈急行の思い出の一つに「輪行したこと」と書きました。輪行(りんこう)とは、自転車をバラし、専用の袋に入れて電車内に持ち込む事です。阿武隈急行発行最新版「新あぶくまの里から vol.13」にも詳しく掲載されているので手にとってみてはいかがでしょうか?また、阿武隈急行のホームページからも最新号、バックナンバー共々見ることができます。部屋にいながらパソコンで見ることができるなんて、いい時代になりましたね〜。


輪行(りんこう)とは?写真で解説(写真は2008年四国を旅した時のもの)


自転車の車輪を外して、専用の袋に入れる。


乗客の邪魔にならない場所に置く。この場所取りが大変なんですね〜。


目的地に着いたら、専用の袋からバラした自転車を取り出し、車輪を取り付け旅を楽しむ。これが輪行です。


輪行転じて輪宝とは?

輪行で思い出すのは、仏教でいう「輪宝(りんぽう)」のデザインです。輪宝とは「転輪王の七宝の一つである輪。金・銀・銅・鉄の四種がある」とあります。

具体的に輪宝とは何かといいますと、お釈迦様は、ブッダガヤーの菩提樹の下でお悟りを開かれてから、ベナレス郊外サルナートの鹿野苑(ろくやおん)で初めて五人の人々に説法されました。この事を「初めて法の輪を転ずる=初めて教えを説く」すなわち「初転法輪(しょてんぽうりん)」といい、それを形にしたものが輪宝なのです。

瑞雲寺の屋根にも取り付けてある輪宝(法輪紋)。私はなぜか自転車の車輪に見えてしまうのです。いつも屋根にある輪宝を見ていた理由からか、旅をするなら自転車と決めていました。


瑞雲寺の屋根にある輪宝(法輪紋)。不謹慎ですが自転車の車輪に似ていませんか?


少し加工してみました。
転法輪の「教えを説く」以外に「正しい道を開くこと」という意味もあることから考えて、自転車は最高の乗り物だと思います。以前、旅先で出会ったモルモン教の宣教師さんは、二人一組で自転車に乗って伝道されていました(あまり関係ないですね)


ここでクイズ!

初めて法の輪を転ずることが「初転宝輪」ならば、初めて日本で大きな鉄の車輪が回った所は?


答えは・・・・鉄道発祥の地、東京の新橋です。
新橋駅前には、汽車の車輪が置いてあります。初めてお釈迦様が説法したサルナートが仏教における聖地ならば、新橋は初めて鉄道が走った聖地といえるでしょう。

今日は、鉄道の日ということで輪つながりで、少し強引だとは思いましたが、出身の私が仏教と自転車をつなげて話をしてみました。


鉄道発祥の地、新橋駅前にある汽車の車輪と鉄道唱歌の碑。
手前にあるのは輪行袋に入った自転車と荷物。

阿武隈急行あぶくま駅

2012.10.12 Friday

昨日、仙台に用事があったので、久しぶりに阿武隈急行に乗って行ってきました。

阿武隈急行の思い出というと、高校を卒業して上京したこと、自転車旅をするため輪行(※自転車をばらし専用の袋に入れて電車内に持ち込む事)したこと、電車のデザインに応募(※あえなく落選)したことなどたくさんあるのですが、中でも忘れられないのは昭和61年7月1日の開業式典に金山小学校の代表(※3人のうちの1人)として参加したことです。

赤茶けた色が印象的だった国鉄丸森線が廃止になり阿武隈急行と名前が変わり、過疎化が進む丸森にも人がたくさん来るのではないかと希望を感じさせる式典でした。式典が終わって丸森駅から槻木駅まで阿武隈急行に乗せてもらいました。上空には阿武隈急行の初運航を撮影しようとヘリが飛んでおり、テレビに映りたかった私は窓を開けて「おーい!」と一生懸命手を振った記憶があります。

槻木駅を降り、担任の先生に連れられてヤマザキのパン工場を見学。今にして思えば、なぜパン工場見学だったのかよくわかりませんが、記念にパンをもらったことがとてもうれしかったことを今でも覚えています。

阿武隈急行のいいところはなんといっても窓から見える風景、2両という車体、特徴のある駅舎じゃないでしょうか。皆さんの感じる所はさまざまだと思います。

仙台での用事を済まし時間があったのでアエルの丸善書店の雑誌コーナーを見てみたら「旅と鉄道11月号 自分時間を楽しむ秘境駅へ!」という刺激的なタイトルに魅かれ手に取ってみました。パラパラとめくると阿武隈急行のあぶくま駅が紹介されているではありませんか!内容は、コラムニストのえのきどいちろうさんが、秘境駅デビューということで蔵王周辺の駅で見たこと感じた事が写真とともに楽しく書かれていました。丸森の事が載っているとうれしくなる私は迷わず購入。あぶくま駅ができた時は、なぜこんな所に?と感じていた私ですが、今になって注目を浴びようとは思いもよりませんでした。この「旅と鉄道」の掲載を機に丸森に人が来てくれればと思います。

私の人生の節目節目には阿武隈急行がありました。今では車で仙台へ行くことが多くなりましたが、たまには阿武隈急行に乗って思い出にひたるのもいいなと思える一日でした。



阿武隈急行から見える巨石

松掛の的石

赤岩

夫婦石

白衣観音と道祖神

潜り岩と猿跳石

あぶくま駅付近の巨石

あぶくま駅の立石

屏風岩



懐かしい丸森線


昭和61年7月1日の丸森駅にて記念撮影


ビデオが無いので式典の様子を写真で撮影


旅と鉄道 秘境駅について詳しく書かれています!

2.体育の日にちなみ金山城の下見

2012.10.08 Monday

今月27日(土)まるもりグリーン・ツーリズムの一環として春に好評だった金山城に再びのぼる予定です。今日の午後、皆さんに来ていただけるよう私一人で下見に行ってきました。


草が刈られてありとても歩きやすいです。
5月は暑かったですが、10月下旬でしたら登るのにちょうどいいと思います。


金山城といえば、この石垣。できたらデジカメで記念撮影するのもいいかもしれません。


この前の台風17号で折れたのでしょうか?


伊達政宗 初陣の地・丸森町金山 秋の金山城跡を巡る

日時:10月27日(土)9:30〜13:00
参加料金:1000円(金山城の資料・おにぎり付)
募集定員:15人
申込締切:10月24日(水)午後4時まで
集合場所:金山まちづくりセンター

予約・問い合わせ先
丸森町観光物産協会 0224(72)6663


お館山(金山城)遠景。伊達政宗初陣の地である金山へ一度来てみてはいかがでしょうか?


今回も金山城の資料付です!外観は変わるかもしれません。

1.体育の日にちなみ立石登山

2012.10.08 Monday

体育の日にちなみ丸森町の天然記念物である立石へ行ってきました。



工女の墓の案内板が新しくなりました。


雨が続いたのでキノコが生えていました。


小富士山墓地駐車場より先に進むと、小富士山の大石が見えてきます。


立石への登山道。こういう階段があると助かります。


久しぶりの立石。やっぱり大きい!


立石からの眺め。


以前、丸森のミステリーサークル関連(立石は関係無し)でTV撮影がありました。現在の新丸森橋付近の土手で撮影している時、撮影スタッフが「あ・あれは何ですか?」「丸森の天然記念物立石です」「あれだけの大きな石、今度取材したいですねぇ」と言っていたのを覚えています。

撮影スタッフが、「今度取材したい」と言わしめるほど大きな立石に「小さい頃登ったことがあるんだよね〜」という方が何人かいらっしゃいます。本当に立石に登れるかどうか検証してみました。詳しくはこちら