平成25年度「禅をきく会」のお知らせ
2013.03.28 Thursday
曹洞宗東北管区教化センターが主催する「禅をきく会」のポスターが届きました。
参加費は各1000円です。
詳しくは曹洞宗東北管区教化センターまで
平成25年度「禅をきく会」のポスター
参加費1000円というのは、正直言って安いと思います。
今年度のポスターはカッコいい
テレホン法話もございます。
丸いモノ
2013.03.26 Tuesday
お釈迦様がお亡くなりになったのは2月15日。
瑞雲寺本堂内には、3月に入っても、涅槃図を掛け続けております。
その理由は・・・
2月15日を過ぎても本堂内に掛けられている涅槃図
決して、しまうのが面倒くさいのが理由ではありません。
涅槃図の上にある丸いものは太陽ではなく満月。
今日3月26日は、旧暦でいう2月15日(釈尊涅槃会)なのです。
面白い事に、旧暦の2月15日は必ず仏滅となっています。
よく考えてみれば当たり前の話で、旧暦の1月1日は先勝、2日は友引、3日は先負、4日は仏滅、5日は大安、6日は赤口。
一巡して7日は先勝・・・・と六曜は繰り返して、2月15日は仏滅となるわけです。
「十五日の月は満々としてすこしも欠けたところがないように、仏陀も大涅槃に入ってすこしの欠減もない。この意味を表わすために十五日を入滅の日に選んだのである」 (現代意訳 大般涅槃経)
角田市最高峰大森山
2013.03.23 Saturday
瑞雲寺の寺務所から真正面に見える山は、大森山(影倉山)といいます。
庭に出ると、手前にお館山、奥に大森山が見える風景がとても好きな私です。
見事なほど真正面に見えるので丸森の山かと思っていましたが、実は角田市(山元町)の山なのです。大森山、標高315mで角田市最高峰とのこと。
2009年の山火事では数日間燃え続け、懸命な消火活動のおかげで無事火が消える事ができました。
今日の午後、時間が空きましたので大森山に行ってきました。
瑞雲寺から真正面に見える大森山
ため池のある所から歩いて行きました。
車両通行止めとありましたが、堂々と軽トラが通行しておりました。
舗装しておりませんが、土が固く車にとって進みやすい道となっています。
ここが高瀬峠?左に行くと山元町、右に行くと大森山に行くことができます。
山元町方面を下る途中にあった監視カメラ。
電源はどうなっているんでしょうね。
高瀬峠にある大森山(影倉山)登山口
同じく、大沢山登山口
山火事があったお陰で皮肉にも見晴らしがよくなりました。
このまま歩いて行けば、鳥になって飛べそうな道。
遠くに鹿狼山が見えます。
植樹記念木?
大森山頂上の祠
頂上が二つの市町にまたがっているため、山の名前が二つあります。
山元・亘理方面
角田市方面
また来たいですね。
慰霊行脚
2013.03.07 Thursday
3月11日で大震災より二年経とうとしています。
いまだに、あの地震が無ければと思っている自分がいます。
本日、宮城県曹洞宗青年会主催による被災地慰霊行脚が行われました。
午前中、宮城県内外(遠くは岐阜県からの随喜)の僧侶十数人集まり、山元町にある普門寺様を出発。梅香園跡地、山下第二小学校跡地、徳泉寺様跡地まで行脚し慰霊の諷経。
印象的だったのは、復興のためのダンプの往来が激しかった事です。
それだけ急ピッチで復興作業に勤しまれている事なのでしょう。
復興に向かって働いている皆さんの姿を見て、「あの地震がなければ・・」と思うだけではなく、改めて前を見、自分ができる事(傾聴・募金・慰霊行脚等の活動)をしていこうと気持ちを新たにした一日でした。
慰霊行脚の旗を持って歩く僧侶