どこかに生き物がいます
2013.10.28 Monday
クイズです。どこかに生き物がいます。
正解は
〇で囲まれた所にカエルがいました。
拡大
カエルの色はなぜ変化するかというと、目を通じて脳内でホルモンが分泌されることにより皮膚が周りの色に対応するそうです。
見事竹の棒に同化したカエル君
一方、墓石の色に同化できなかったカエル君。残念。
正法眼蔵随聞記五の三に『一日示ニ云ク、古人云ク、「霧の中を行けば覚えざるに衣しめる。」ト。よき人に近ヅけば、覚エざるによき人となるなり。』
意味は、霧の中を歩くと、知らないまに、着物がしっとりする。すぐれた人に親しんでいると、気がつかないうちに、自分もすぐれた人になるという。(※水野弥穂子著 正法眼蔵随聞記 ちくま学芸文庫)
すぐれた人になる、ならないは別として、周りの環境の影響が大きいということなのでしょうね。
人間も周りの環境次第で、カエルのように変化できるのかなと想像した午後のひとときでした。
伊達家の歴史を遡る 小斎編
2013.10.25 Friday
10月19日(土)、伊達家の歴史を遡ると題し、小斎をメインに城跡及び伊達家家臣関連の場所を25名の参加者の皆さんと巡ってきました。
当日の天候はあいにくの曇りでしたが、山登りが多かった史跡巡りにとっては最高の一日だったと思います。
パンフレット
参加され方は25名
鹿島神社の鎧兜 パンフレットより
柴小屋城へ行く道
まっすぐ行かないで、矢印のようにお進み下さい。
柴小屋城跡で説明を聞く参加者の方々
遊仙寺様の横を通って物見櫓を見学
佐藤家代々のお墓を参拝
今年8月にできた物見櫓 ※10月26日に狼煙を上げるそうです。
天気は曇っていましたが、良い見晴らしでした。
小斉町づくりセンターに戻って昼食
このお弁当が本当においしい!
渓水寺様参拝後、山を登って中島公の御霊屋へ
遠くに見えるは、小斎の櫓です。(※違う日に撮影)
小斎の櫓同様見晴らしのいい御霊屋からの金山の町並(※違う日に撮影)
晴れた日は、町がミニチュアのように見えます。
御霊屋から降りて、瑞雲寺にて中島公に関する額やお位牌等について私が説明致しました。
その後、小斎まちづくりセンターに移動し、予定通りの15時15分に終了し解散しました。
今回このプログラムに参加するにあたり、説明するだけではなく、参加者の皆さんと交流したことにより、伊達家に関連する面白いお話を聞かせて頂いただきました。
この交流をきっかけに丸森の魅力発掘のヒントをもらったような気がします。
参加者の皆様お疲れさまでした。
20分坐禅のススメ
2013.10.10 Thursday
2年前の2011年3月発売のCOURRIER JAPON誌に「今日から始める記憶力UP法」と題して、瞑想の効果について書かれてありました。
ダライ・ラマ法王が2005年に脳神経科学者とともに仏教僧の記憶のテストに挑んだ。最初に実施された視覚記憶テストでは、いつも瞑想を行っている僧と瞑想を行っていない人の間に差が見つからなかった。
次に、瞑想を終えた直後の僧にテストを実施したところ、信じがたいほど高いパフォーマンス性を示したという。僧侶でなくとも、たった20分の瞑想で、直後の視覚記憶と空間認識技能は劇的に高まるという結果が得られた。
瞑想は神経を研ぎ澄ませるとともに反応時間の速さを向上させるという研究結果も報告されている。
瞑想とは目を閉じて心をしずめる修行ですが、目を開いて(※正確には半眼)坐る坐禅にも効果があるのではないかと私は期待しています。坐禅に効果を求めてはいけないことは重々承知なのですが、皆さんに実践してもらう為に20分坐禅をおすすめします。
坐禅は線香一本が灰になる時間、約40分から50分坐ります。
この時間ですと長くて一般の方はなかなか続けることができません。
そこで20分坐禅なのです。
もし、スマートフォンをお持ちの方でしたら、アプリの「雲堂」をダウンロードすることをおすすめします。このアプリは、坐禅の時間の設定(5分〜60分まで)が容易にできますので試してみてはいかがでしょうか?
小斎・柴小屋城跡・物見櫓の下見と19日のお知らせ
2013.10.08 Tuesday
10月19日、「伊達家の歴史を遡る」と題し、今回は丸森の小斎地区をメインにグリーンツーリズムが開催されます。今日の午前中、小斎まちづくりセンターにて、19日に向けての打ち合わせがあり、その後、前回行けなかった柴小屋城跡・完成した物見櫓の下見に行ってまいりました。
柴小屋城址の登り口。
とても登りやすくなっています。
今年8月に完成した物見櫓
見晴らしは最高です!!
19日参加を考えている方へ
河北新報かほピョンこども新聞連載「独眼竜政宗」を読まれる事をおすすめします。
地元の方でもわかりずらい、伊具三城の関係がわかりやすく解説されています。
当日、私はホラ貝を吹かせて頂きます。
伊具三城の旅 第2弾
伊達家の歴史を遡る 小斎編
日時:10月19日(土)9:15〜15:15
参加料金:2300円(資料・昼食付)
募集定員:25人
申込締切:10月15日(火)午後4時まで
集合場所:小斎まちづくりセンター
予約・問い合わせ先
丸森町観光物産協会 0224(72)6663
今回は小斎がメイン。
集合場所は、小斎まちづくりセンターです。
達磨忌
2013.10.05 Saturday
どの家庭でも一個はあると思われる達磨(ダルマ)さん。
今日5日は、達磨さんの命日である達磨忌です。
達磨さんは、禅の教えを最初に中国に伝えた方とされており、震旦初祖(しんたんしょそ)と呼ばれています。(※震旦とは中国、初祖とは最初に伝えた人)
この方は、南インドの人で香至王の第三王子と伝えられ、もともと名前は菩提多羅(ぼだいたら)、出家した後、菩提達磨(ぼだいだるま)となりました。
伝承によりますと、達磨さんは5世紀後半、インドから梁の国へやってきました。梁の武帝という方はとても熱心な仏教信者で、ある日達磨さんと面会することに・・・
武帝「今まで、多くの寺院や仏像を作り、多くの僧に供養してきたが、その功徳はどれ程のものか?」
達磨さんの答えは素っ気無いもので、ただ「無功徳」(※功徳は無いですよ)とだけ答えました。
その後、達磨さんは武帝のもとを去り、映画「少林寺拳法」で有名な嵩山(すうざん)少林寺に入り、ひたすら坐禅を組むこと九年にわたったとされ、後世これを「面壁九年」(めんぺきくねん)と呼ぶようになりました。
示寂(亡くなられた)された年月には諸説あり、宇井伯寿著「禅宗史研究」によりますと、「北魏孝武帝の初年、梁の武帝中大通四年(532)示寂した」とあります。年は百五十歳といわれており、不明な点が多いようです。
最後に、達磨さんが中国に禅を伝えなければ、日本に伝わらなかったでしょう。
今日は達磨さんの行跡を偲び法要を営みました。
ウイダーでWIN!の達磨さん