除夜の鐘

2014.12.31 Wednesday

ブログ更新もとうとう最後になってしまいました。
今日の午後10時50分に本堂にて御祈祷をした後、午後11時より除夜の鐘の受付をします。


瑞雲寺の梵鐘の左右には「人類幸福」「世界平和」の銘があります。
さらに二つの言葉の他に「
震災復興」を加え、来年度も良い年になるよう除夜の鐘をつきたいと思います。

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556とハート

2014.12.31 Wednesday

今年は瑞雲寺が開創して556年目の年にちなみ、556メートルの丸森大橋を散歩してみました。
別名こころ(556)橋より丸森のミステリーサークルこと丸松を見てみると・・・・
なんと「こころ」だけに「ハート」に見えるではありませんか。
年の最後にくだらないなあと思わずに、ぜひ皆さんも散歩のおりに確認してみてください。
丸松がハートに見えるポイントは、舘矢間よりの丸森大橋から舘矢間小学校あたりです。

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開創して556年目の瑞雲寺(1458年)

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556メートルの丸森大橋、別名こころ橋

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丸森大橋の歩道橋

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丸森大橋から撮影した丸松
556(こころ)だけに、何となくハート形に見えませんか?

金属磨きと灰ならし

2014.12.30 Tuesday

暮れも押し迫ってきております。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。


手の空いている今のうちにということで、瑞雲寺にある金属でできた鳴らしもの(手けい等)と、香炉を集めて灰ならしをしました。

鳴らしものというのは、仏壇にある「チーン」と音の鳴るものです。
灰ならしというのは、線香の燃え残りが灰の中に入っているのを取り出し、専用の道具で綺麗にならすことです。


磨いた後の手けい(鳴らしもの)は、音がなんとなく良くなったような気がしました。

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香炉の中に残っていた線香

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くすんだ色をしている手けい

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磨くとこんなにピカピカになりました。

珍百景の番組構成に驚き!

2014.12.29 Monday

24日18時半から始まった「ナニコレ珍百景テレ朝系列投稿日本一決定戦SP」を視聴していて気づいたことがありました。

この日は、全国24の朝日系列の放送局が参加した番組で、東日本放送は13番目でした。
12放送局による珍百景SP前半戦が終わり、後半戦に突入。時間にしてちょうど半分あたりで「丸森のミステリーサークル」が登場しました。

それはそれで何の驚きもありませんが、サンドウィッチマンと私とのやり取りで「時計でいう6時のあたりにいます」と言ったのと、「番組は今、半分ですよ」と時間経過を暗示させる番組構成に、5日後にしてやっと驚いた次第です。

これもちょっとしたミステリーだと思いませんか?
私の考え過ぎですかね。


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「ここら辺」の下にあるものは、どこを再生しているのかを知らせるメーターのようなもので、この映像はちょうど番組の半分を示しています。

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番組は今、半分を過ぎたところだと暗示させる構成に驚きです。

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「ミステリーサークル」と「グーグル」のCMが重なったところで、グーグルマップで探してみようかと思った人も多いのでは?

風の芸術

2014.12.28 Sunday

風が強かった23日の梵鐘を鳴らし終えた17時過ぎ、近くの土手を散歩していましたら、細長いものがカサカサと足に絡みついてきました。日も落ちて真っ暗だったので気味が悪かったのですが、触った感じでは枯草だとわかり安心しました。しかし、枯草にしては妙に細長かった事を5日後の今日に思い出し、お昼頃時間が空きましたので、近くの土手に行って確認してきました。


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蛇のような枯草

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まるで生きているような感じがします。

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手で枯草を掴んでみました。

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おそらく、土手の下にあった枯草が強風で巻き上げられ、蛇のような形になったと思われます。
まさに、風の芸術。



今日は天気が良かったので、土手からデジカメで撮影してみました。



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早くも13時頃にはお月様が出ていました。

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ピーチ・アビエーションの飛行機
安いデジカメですが、望遠ではっきりと撮影することができました。

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JALの飛行機

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スカイマークの飛行機

祝 丸森のミステリーサークルが珍百景に登録!

2014.12.25 Thursday

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昨日の「ナニコレ珍百景」見て頂けたでしょうか?
私の映像はどうでもいいとして、丸森を象徴する丸松が珍百景に登録されました。
残念ながらMV珍は逃しましたが、「何これ!」と誰もが思う程、インパクトはあったと思います。
写真でしか見たことのなかった丸松が、ヘリで見るとあんな感じになるとは・・・サンドウィッチマンがうらやましいです。

丸松についてさらに詳しく説明する場面が、時間の関係でカットされてしまいましたので、このブログにて補足させて頂きます。

本来の丸松は外側の檜ではなく、内側の松のことをいいます。なにせ大正時代に植えた松ですのでマツクイムシにだいぶやられてしまい、残念ながら半分以上欠けているように見えます。昭和50年代に丸森のシンボルとして残していこうと松の周りに雪害に強い檜を植えたのが、昨日放映された巨大サークルなのです。

現在わかっている範囲で補足させて頂きました。
さらに詳しく知っている方がいましたら教えて頂きたいと思います。

詳しくはこちらを見て下さい→「丸森のミステリーサークル

各地区の世話係の皆様ありがとうございました

2014.12.25 Thursday

本日11時より、各地区の瑞雲寺世話係の皆様をご招待して、慰労会を会館にて開催致しました。

昨日の「ナニコレ珍百景見たよ!」と声をかけて下さった関係上、慰労会の段に入り、丸森のミステリーサークルについて話をさせて頂きました。

年配の方に何人か知っている方がいて、昔は航海の目印になった等のお話を聞くことができました。
以前、太平洋フェリーから確認しましたが見ることができませんでした。結論として都市伝説ならぬ町伝説の類かと思いましたが、「航海の目印になった」という方が丸森町内に何人かいたので、見えるかどうか再確認する必要があると感じました。ただ太平洋フェリーに乗る用事が無いのが辛いところです。

最後に、お寺が維持できるのも檀信徒の皆様をはじめ、縁の下の力持ちの世話係の皆様のおかげです。
今年も残り少なくなってまいりました。来年度もよろしくお願い致します。

1年後の鐘楼堂と梵鐘

2014.12.23 Tuesday

昨年の12月21日は、瑞雲寺鐘楼堂の落慶式がありました。
鐘楼堂が完成してから一年間、朝六時夕方五時と梵鐘を鳴らしてまいりました。
この一年の間、強い風の日が幾度となくありましたが、建物はびくともしておりません。
鐘楼堂倒壊時、梵鐘にひびが入ったのではと危惧しておりましたが、一年間鳴らし続けてみて、音色は益々良くなっているのではないかと思えるほどです。

12月31日は除夜の鐘です。
夜の11時からの祈祷後より、鳴らし始める予定です。
それでは皆様のお越しをお待ちしております。

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1年後の鐘楼堂

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梵鐘の音色はとても良好です。私個人的にはちょうどこの大きさの梵鐘がいいように感じます。



明日は、テレビ朝日(※宮城ですと東日本放送)ナニコレ珍百景で丸森が映りますので、ぜひ見て下さい。

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今年は佐野製糸場にとって記念の年

2014.12.22 Monday

12月も10日を切りました。
今年を振り返ってみますと、かつて金山の地にあった佐野製糸場にとって記念すべき年でした。
3月から振り返ってみたいと思います。

まずは3月30日
河北新報で佐野製糸場を取り上げて頂きました。
新聞に掲載されたおかげで佐野製糸場に興味を持ってくれる方が増えました。

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平成26年3月30日の河北新報


4月19日から7月13日
横浜開港資料館にて「蚕の化せし金貨なり」と題して、明治大正の生糸産地と横浜についての企画展示がありました。
企画展の題名である「蚕の化せし金貨なり」というのは、佐野製糸社長が工女達にすすめた蚕業唱歌の日本蚕史という蚕の歴史を歌った最後の一節です(※最後の一節を紹介します。「皇國(みくに)の富を増すものは、蚕の化せし金貨なり。されば蚕を飼う人は、國に報ゆる務めなり」)蚕業唱歌の一節が企画展の題名になるとは正直いって驚きました。ちなみにこの歌は1番から40番まであります。

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横浜開港資料館企画展「蚕の化せし金貨なり」のパンフレット


6月21日
群馬県にある富岡製糸場が世界遺産に登録されました。
登録されたことにより養蚕について興味を持った方が増えたのではないでしょうか。


10月28日
金山小学校の校庭に新潟県長岡から飛んできた風船が落ちていた事を、11月3日の河北新報で知りました。
新潟県長岡市というのは佐野製糸場に勤めていた工女が多数いたことから、何か不思議な縁を感じさせる出来事でした。

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金山小学校の掲示板に貼られている長岡から飛んできた風船と新聞記事

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長岡出身の工女の墓


11月8日、グリーンツーリズムの企画として佐野理八の業績に焦点をあてた佐野製糸場巡りを無事開催することができました。ちなみに今年は佐野製糸場創業者である佐野理八が亡くなって百回忌にあたる年でした。

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工女の墓を参拝する参加者の皆さん

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かつて金山神社境内にあった佐野理八の銅像


11月15日
子ども育成会主催による子どもまつりがありました。
このまつりでは、金山の歴史を身近にということで、今年は佐野製糸関連の史跡を中心に子供たちと廻りました。
風船が長岡から飛んで落ちた所の金山小学校で学ぶ生徒達が、長岡出身の工女達が眠っているお墓にお参りできたことに何か見えない糸を感じさせる出来事でした。

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工女の墓をお参りする金山小学校の生徒たち



富岡製糸場のように建物は残っておりませんが、石垣や当時の写真を見ることで往時を偲ぶことができます。
今後もこの金山の地に佐野製糸場があったことを後世に伝えていきたいと思います。

24日夜6時30分のナニコレ珍百景で丸森町が映ります!

2014.12.20 Saturday

皆さん、24日夜6時30分から、テレビ朝日系列(宮城は東日本放送)の「ナニコレ珍百景」で宮城県の丸森町が映ります。撮影の際、現地案内役として協力させて頂きました。きっと丸森町合併60周年記念にふさわしい映像になるかと思います。

それでは、お寺の和尚が言うのもなんですが、「イブ」も「珍百景」もどちらも楽しんでください。

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