平成27年度図書運営委員会

2015.05.30 Saturday

3日前の27日13時半より金山まちづくりセンターにて、平成27年度図書運営委員会の話し合いがありました。

内容は、読書感想文の選考、平成27年の予定、書籍のバーコード化、他図書館の視察、欠けた本の補充、当図書館内の本棚や机の配置等について話し合いました。

来年は金山図書館創立80周年、これからも来館して頂けるよう活動していきたいと思います。


運営委員会の話し合いが終わった後、図書館に寄ってきました。

P1010257.jpg
戸が引き戸に変わりました。これで風が強い日でも大丈夫になりました。

P1010228.jpg
本の匂いがいいですね。

金山図書館では・・・

P1010251.jpg
阪神タイガースの歴史が学べます。

P1010253.jpg
ロケットのしくみも学べます。

P1010240.jpg
博物館に行けない方は、日本全国の国宝を見ることができます。

P1010230.jpg
国宝である吉祥天女像(※現在、仙台市博物館で公開されています。)

P1010229.jpg
布目まで見ることができます。

P1010239.jpg
鳥獣戯画の仏様に扮した蛙

P1010236.jpg
日本の漫画のルーツ(※鳥獣戯画という人もいる)を見ることができます。(国宝 過去現在絵因果経)


道元禅師は正法眼蔵随聞記の中で

「実際に経験していないなら目で見なさい。目で見ていないならば耳で聞きなさい。耳で聞いたら、実際に目で見なさい。目で見たら、実際にやってみなさい。まだ自分でやったことがないならば、せめて見ておきなさい。まだ見ていないならば、せめて聞いておきなさい。」

と古人の言を借りて述べています。

一番いいのは経験することですが、なかなか遠出して博物館や美術館に行くことは難しいと思います。金山図書館ではいながらにして、阪神タイガースの歴史やロケットのしくみ、国宝等たくさんのものを見たり学んだりすることができます。時間があれば、金山図書館で時を過ごすのも良いかもしれませんね。

戦国のほら貝の音について 2

2015.05.24 Sunday

昨年「センゴクのほら貝の音について」と題し当ブログで、東北の戦で使用されたほら貝は手に入れることが難しくボウシュウボラを加工して音を出していたのではないか?という事を書きました。ところが、今年に入り「戦国時代の相馬」という野馬追の里 原町市立博物館の図録が手に入り、早速ページをめくってを見ると、なんと、ボウシュウボラではないほら貝が存在することがわかりました。

R0012108.jpg
企画展図録「戦国時代の相馬」

R0012107.jpg
放駒の陣貝

R0012105.jpg
一露の貝

R0012106.jpg
鉄砲疵の貝

ほら貝の色や模様で判断する限り100%ボウシュウボラではないことがわかります。おそらく、フィリピンやインドネシアで取れたほら貝のような感じがします。仙台沖や相馬沖では絶対にとれないほら貝を、どのようなルートで伊達藩や相馬藩は手に入れたのでしょうかとても知りたいところです。

ほら貝が現存している牛渡家には「三蔵院流陣螺術」が伝わっているそうです。図録の解説によると「牛渡家の先祖である牛渡八郎右衛門宗清は「三蔵院流陣螺術」を会得し、相馬顕胤に仕え、数多くの功績があった。以来、江戸時代を通じて藩の「陣螺指南役」をつとめた家柄である」とあります。当時はどのようにほら貝を鳴らして戦をしたのか一度訪ねてみたいと思いました。

原町の土手

2015.05.22 Friday

毎年、5月下旬の晴れた日に行くところがあります。
その場所というのは、原町から小斉に通じる土手です。
今日は丸森での用事を済ませた後、原町の土手に行ってきました。

P1010258.jpg
今年の蔵王山は雪が溶けるのが昨年に比べて早いようです。

RIMG0896.jpg
昨年の今頃の蔵王山

P1010262.jpg
蔵王山頂の雪の模様

P1010265.jpg
金山の田園風景

P1010266.jpg
台町に通じる橋を渡ってみました。

P1010275.jpg
下を見ると、橋が木で出来ていた名残がまだありました。

P1010276.jpg
カヌーをしたら楽しそうな雉子尾川

P1010271.jpg
光と影のコントラストがきれいなY字路

P1010272.jpg
Y字路にはきれいな花が咲いていました。

P1010280.jpg
何となく北海道の雰囲気に似ています。

今回は車で来ましたが、自転車で土手の道路をサイクリングするのもいいですね。

自転車中部日本横断編

2015.05.19 Tuesday

8年前の2007年に中部日本を自転車で旅をした記録を公開します。
旅をした時期というのが、8月の上旬でとても暑かったことを覚えています。
前回の東日本縦断の旅と同様、当時の日記帳・ハガキ・写真・地図を元に再編集しました。

title6.jpg
中部日本横断編2007


 

インドの仏展で購入したモノ

2015.05.16 Saturday

インドの仏展を見終わりミュージアムショップに立ち寄りました。
記念にインドの仏の図録を購入。値段は2500円でちょっと高めでしたが、ページをめくるたびに思い出せるのが図録の良いところだと思います。

その他に面白いものとして、レトルトのインドカレーが販売されていました。
結局、私が購入したのは、図録の他にポストカードと謎のキーホルダーです。

購入したものを写真で紹介したいと思います。

図 録

R0012114.jpg
インドの仏の図録

R0012115.jpg
弥勒菩薩坐像

ポストカード

R0012113.jpg
左より仏足石、菩提樹(悟り)の礼拝、法輪(教え)の礼拝のポストカード
(※お釈迦様を象徴表現しているのを中心に選びました)

謎のキーホルダー

R0012109.jpg
インドの仏と描かれた謎のキーホルダー

R0012111.jpg
暗闇でボタンを押すと弥勒菩薩様が投影される仕掛けになっています。

インドの仏展の仏足石

2015.05.16 Saturday

5月1日、東京国立博物館の表慶館で開催されている「インドの仏」展に行ってきました。
土曜日で人出も多くなることが予想されたので、9時30分の開館と同時に一番乗りで見てきました。

R0012081.jpg
上野の西郷さん

R0012082.jpg
上野公園の緑がまぶしい

R0012085.jpg
東京国立博物館

R0012089.jpg
表慶館

インドの仏展で印象的だったのは、お釈迦様の足を表した仏足石です。
当時、お釈迦様の像を造ることは畏れおおいことでしたので、象徴として法輪(仏の教え)であったり菩提樹(悟り)あるいは仏足などで表現されていました。

R0012120.jpg
仏足石(図録より)

R0012126.jpg
仏足石(図録より)

仏足石を注意深く見てみますと色々な模様が彫られています。

R0012122.jpg
足の真ん中の車輪のようなものは法輪(※輪が転ずるように仏の教えが広く行きわたる意味)、左には鼓形の台に載った宝瓶(※煩悩が無いという意味らしいですが、宝瓶と煩悩の関係がわかりませんでした)、右にはX字形の台座に載った法螺貝(※仏の教えが法螺貝の音のように行きわたる意味)が彫られていました。

P1010205.jpg
瑞雲寺本堂屋根にある輪宝

R0012123.jpg
真ん中の王冠みたいなものは仏法僧の三宝を象徴しているのでしょうか?
左右の有翼の人物は何を意味しているのかわかりませんでした。

R0012121.jpg
指紋のように見える螺旋は、おそらく上から見た法螺貝を表しているのかもしれません。

R0012127.jpg
上から見た法螺貝

R0012125.jpg
太陽?卍の原形?台風?

R0012119.jpg
「インドの仏」展は5月17日までです。

平成27年度読書感想文

2015.05.15 Friday

平成27年度の読書感想文(金山小学校37名分)を金山図書館運営委員の一人として選考させて頂きました。

私が小学生の頃の読書感想文といえば、あらすじを書いて終わりというパターンが多かったのを思い出しました。金山小学校の皆さんは、本を読むきっかけ、感想、自分の気持ち、これからどうしていきたいか等が書かれてあってとても良かったです。

これからも金山図書館を利用して、たくさんの本に出会ってもらいたいものです。

R0012133.jpg
読書感想文

平成27年度 仏の教えを聞く会

2015.05.15 Friday

今年度の「仏の教えを聞く会」のチラシが出来上がりました。
例年通り「仏の教えを聞く会」は年5回開催されます。

少しでも興味のある方は是非いらしてください。

IMG_083.jpg

IMG_084.jpg

一年に一度の来訪者

2015.05.14 Thursday

一年に一度、この季節に瑞雲寺に来る方がいらっしゃいます。
その方というのはピアノの調律師さんです。

調律する音を寺務室で聴いていると、大改造‼劇的ビフォーアフターの「匠」の曲が流れてきました。私は調律されたピアノの音を聴いて不覚にも涙が流れるほど感動してしまいました。それは誰も弾く人がいない古いピアノの音が、空を飛ぶ鳥のように生き生きしていたからです。

ダウンロードして音楽を聴くのもいいのですが、生演奏の力、音の力というのは人の心を動かすほどに素晴らしいものだと実感しました。これを機にピアノのコンサートに行ってみたいですね。

R0012130.jpg
瑞雲寺にあるピアノ

地震前に撮影した雲

2015.05.13 Wednesday

朝6時の梵鐘を鳴らし終え、台風が過ぎ去った後の空を撮影していると、雉があちこちで鳴き始め、その後に大きな地震が来る放送が流れました。普段は耳にすることのない放送でしたので、一気に3.11の時の緊張感が蘇ってくるようで恐かったです。

地震雲は存在するかどうかはわかりませんが、不思議な雲を撮影しましたので公開したいと思います。

P1010198.jpg
渦を巻いた雲

P1010200.jpg
魚の骨のような雲

P1010199.jpg
一直線に伸びた雲
1