白い仏様?

2016.01.28 Thursday

先日、法事に来られた施主のお孫さんが遊びで作った雪ダルマが、どうしても仏様に見えてしかたがありません。皆さんは何に見えますか?

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本堂の入口にある白い雪ダルマ

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なぜか仏様に見えてしまいます。

高祖降誕会

2016.01.27 Wednesday

26日は、高祖(こうそ)降誕会(ごうたんえ)でした。
「高祖降誕会」と言われてもピンとこないと思います。

わかりやすく申しますと、永平寺をお開きになられた道元禅師さまが誕生された日を祝う法会(ほうえ)のことをいいます。

午前10時より須弥壇に湯・菓・茶をお供えし御誕生を祝う法会を行いました。

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道元禅師

平成28年次瑞雲寺護持会総会

2016.01.27 Wednesday

24日、13時30分より庫裡の大広間において平成28年次瑞雲寺護持会総会が開催されました。

内 容

 1.平成27年次事業報告について
 2.平成27年次会計決算報告について
 3.平成28年次事業計画案について
 4.平成28年次会計予算案について
 5.総代役員並びに世話係の欠員補充について(1名)
 6.その他

などについて報告がありました。

皆様、本年もよろしくお願い致します。


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総会の様子

初観音

2016.01.18 Monday

今日は、今年始めの観音様のご縁日(初観音)です。今朝の雪を見て初観音の行事は延期になるかと思いましたが、幸いにも雨が降って雪を溶かしてくれました。これも観音様のおかげなのでしょうか。

15時より、観音講の講長さん・講員の方々が集まり、本堂にて御祈祷。その後、庫裡の広間にて新年会を行いました。

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千手観音様

久しぶりの雪

2016.01.15 Friday

昨日のどんと祭では、特に寒いという感じは無かったのですが、まさか夜中に雪が降っていたとは思いませんでした。朝6時の梵鐘を鳴らした後、檀家さんが登ってこれるよう雪かきをしました。積雪量は大体10センチ位で雪かきは楽かと思いましたが、湿り気があるせいかスコップにくっついて大変でした。

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お館山

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空の色が幻想的でした。

どんと祭

2016.01.14 Thursday

午後9時、年縄・松飾り・昨年のお札などを注連縄で縛った後、今年一年無事に過ごせますよう瑞雲寺境内にてお焚きあげしました。例年ですと、周りに雪があったり、冷え込んでいたりと寒いイメージのあるどんと祭ですが、今年は風も無く穏やかな夜でした。

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お焚きあげの様子

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上に昇っていく煙

うるう年の法事に関して

2016.01.12 Tuesday

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今年平成28年はうるう年です。うるう年には必ず何軒か電話で「今年は法事をしていけないのですか?」「仏壇は買っていいのでしょうか」「お墓は建てない方がいいのでしょうか?という質問がきます。瑞雲寺では、「うるう年だからといって法事をしてはいけないというのは迷信です」とお答えしています。

その理由は、昔、九州のある藩主が、うるう年には仏壇の購入を禁止する布令を出したことから生まれた「迷 信」とされているからです。

旧暦によるうるう年では一年は13ヶ月(平年の12ヶ月+うるう月の1ヶ月)となります。ところが、うるう年だからといって藩主が家臣に与える禄高は変わりません。うるう年には、通常の一年である12ヶ月の禄高で、13ヶ月を暮さなければならなかったのです。どうしても節約をせまられます。うるう年には仏壇を購入するなという布令は、家臣たちの生活の苦しさをやわらげるための苦肉の策であったのです。

これが今に伝わって、うるう年には法事をしてはいけない、仏壇は買うべきでない、墓石は建てない、などとする言い伝えとなったというわけです。

今年(平成28年、西暦2016年)は、新暦のうるう年です。周知のとおり、新暦のうるう年では、二月が一日だけ増えるだけですし、上記の理由からも、「うるう年には法事をしてはいけないとか、仏壇は買うべきではないとか、墓石は建てない、などとする言い伝えは誤り」だということが理解されるでしょう。(※参考:「仏事の基礎知識」藤井正雄著 講談社)

久しぶりの堂平山

2016.01.11 Monday

年始の挨拶に来山されたMさんより、堂平山登山のお誘いを受けました。堂平山には過去に2、3回ほど登っているものの、頂上にあったとされる廃寺跡については、わからないことが多いため、麓に住んでいるMさんと6日に行くことになりました。

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堂平山の説明板

午前9時、Mさん宅に到着。お茶を一服いただいた後、堂平山頂上を目指して出発。今回の目的は山頂にあったとされる寺の痕跡を見つけることです。まず、それらを見つけるには、かつてMさんが使っていた炭焼き窯の跡を探すことでしたが、伐採された木を運ぶために造られた道が幾重にも枝分かれしており、とうとう迷ってしまいました。それでもMさんの記憶を元に、炭焼き窯を探すこと約1時間、ようやく見つけることができました。

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重機が通った道

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Mさんの記憶をたどって窯を探しました。

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ようやく見つけた炭焼き窯の煙突の跡

炭焼き窯を見つけた後は、石垣や礎石がある頂上を目指して出発。木々の間からは新地の火力発電所の煙や海が見えました。天気は良かったものの、標高が高いため風がとても冷たく感じました。

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炭焼き窯よりさらに上に登ると木々の間から海が見え出しました。

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こちらの写真は横森地区

12時過ぎ、堂平山頂上に到着。付近には平らになっている場所が何ヶ所かあり、かつて寺の建物があったのではと想像できましたが、礎石や石垣が無いため確証を持つには至りませんでした。Mさんいわく、自分が記憶している風景と大分違っていたとのことでした。近くには少量ながら水が湧き出しているところがありました。当時から水が湧いていたとしたら貴重な水源だったと思われます。

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頂上付近の水が湧き出しているところ。水量は少なめ。

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頂上付近の笹

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堂平山全景

今回の堂平山登山では炭焼き窯と頂上付近の平らな場所を確認するにとどまりましたが、春近くになったら寺の痕跡を見つけに再び登りたいと思います。

角田の猫神様

2016.01.10 Sunday

丸森町内には、かつて養蚕が盛んだった証に猫の石碑が多数あります。蚕の天敵であるネズミを追い払う猫に感謝の意を込めて石碑が立てられました。お隣角田市には福應寺様のムカデの絵馬(※重要有形民俗文化財)が有名ですが、猫の石碑も数ヶ所ございます。今回、年始の挨拶を兼ね、喜松院様境内にある猫神様を撮影してみました。

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喜松院様境内にある猫神様

早過ぎる梅の開花

2016.01.08 Friday

本日より、年始回りが始まりました。Mさんの家を訪れた時、とても驚く出来事がありました。それは、早過ぎる梅の開花です。昨年は3月に入って咲いたというのに、今年は1月で開花。まさに沖縄並みの早さです。梅の木の種類によって早く咲くものがあるそうですが、それでも1月に入っての開花は、珍しいのではないでしょうか。

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1月に咲いた梅の花