15日の午後2時より、今年度最後の図書運営委員会が開催されました。
内 容
図書館運営委員の任期について
平成28年度金山図書館事業の進め方について
本をたくさん読んだ子どもの表彰について
子ども読書感想文募集について
金山図書館利用者の推移としては、平成27年度は
2493人(※3月16日現在)の利用者がありました。
利用者の推移、平成26年度は2590人、平成25年度は1633人、平成24年度は1277人(金山図書館長調べ)。
引き続いて午後3時、金山まちづくりセンターホールにおいて、本をたくさん読んだ子供の表彰式に図書運営委員の一人として参加してきました。
一番多く読んだ子供は、
81冊。
大人でもこれだけ読む人は少ないのではないでしょうか。
昨年度の表彰式と違っていたのは、金山小学校の生徒さんだけではなく、他の小学校の生徒さんの名前が増えたことでした。来年度も、たくさんの方に読んでもらえるよう本の選定・環境作りを微力ながら協力していきたいと思います。
丸森町立金山図書館について(金山歴史散歩より抜粋)
大正の末から昭和初期にかけて、他市町村と同じように小学校に通俗図書館が併設されたが、星泰三郎校長は地方文化の向上進展のためには、独立した図書館が必要と提唱していた。
これが町当局を動かし、昭和8年(1933年)小学校創立60周年記念事業の一環として建設されることに決まった。昭和11年(1936年)県内6番目の公立図書館として発足した。館長は星校長が兼務。(※旧図書館は金山神社の近くにあった)
旧金山図書館
昭和48年(1973年)日立工業商会社長須郷武治は、日夜をわかたず図書館活動に奮闘している老師を慰め、その労に報いんがため、住勤直結の住宅建設にでも役立ててほしいと1000万円を密かに贈ってきた。清廉な師は、私事に使うべきでないと、即座にこれを町に持参し、「年々増加する図書で、今や館も手狭になってきていること、建物も老朽化が目立ち、危険状態にあることから改築の際の基金にしてほしい」と申し入れを行った。
町はこれをうけて、昭和52年(1977年)下前川原17番地の公民館隣に完成し今に至る。(完成当時の蔵書数14,000冊、平成27年2月の蔵書数は25,161冊)
現在の図書館
金山図書館の入口
ピンクのスリッパに変わりました。
図書館の中
小さい子供さんでも入りやすくなっています。(※女性の運営委員の方のアイデア。さすがです。)
館内が明るい雰囲気になり、とても入りやすくなりました。
来たことがある人も、無い人も、雰囲気が変わった金山図書館に行ってみてはいかがでしょうか。