平成28年度 仏の教えを聞く会

2016.05.27 Friday

宮城県内の新進気鋭の曹洞宗布教師さんが法話をされます。
少しでも興味のある方は是非いらしてください。

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おとといの25日は、仙台サンプラザの1Fにて、東海泰典師と私が法話をしました。

順番は私が最初で、題名は「洗浄(せんじょう)」と題し「日常こそが修行」であることを、道元禅師が書かれた正法眼蔵洗浄の巻を中心に自分の体験を交えて話をしました。

東海泰典師は、先月あった曹洞宗東北管区センター主催、東日本大震災慰霊行脚「祈りの道」を通して得たこと感じたことを、やさしい仏教語を交えてこれからどう生きていくべきかお話されました。

第62回「仏の教えを聞く会」は曹洞宗布教師協議会の皆様のおかげで無事円成することができました。
最後に、法話を聴きに来て下さりありがとうございました。

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ここで法話をしました。

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題名「洗浄(せんじょう)」

ピアノの調律師さん来山

2016.05.26 Thursday

24日、ピアノの調律師さんが来山。毎年今の時期になるとピアノを調律していきます。

昨年は大改造‼劇的ビフォーアフターの「匠」の曲が流れてとても感動しましたので、今年も調律が終わった後、弾いてくれるようリクエストしました。他にも素晴らしい曲を弾いて頂きましたが題名を聞くのを忘れてしまいました。

生演奏の力、音の力というのは人の心を動かすほどに素晴らしいものだとあらためて実感したひとときでした。

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須弥壇上の天井工事 1

2016.05.23 Monday

本日より、瑞雲寺本堂の須弥壇上の天井板張り替え工事が始まりました。

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17日に須弥壇裏に安置されていた中島家の御位牌を移動しました。

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だいぶ傷んでいる天井の板

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隙間が見える天井板

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天井板を外して見える柱の木組み

ホラガイ磨き

2016.05.16 Monday

5月3日から始めたホラガイ磨きが昨日終わりました。長年生きてきた証なのか、欠けや穴あきが多い個体でしたが、サイズが大きいので口金をつけた時の音に期待が持てます。今後は、欠けた所や穴あきの所を気長に修復していこうと思います。

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石灰分がこびりついたホラガイ。模様がかろうじて見えます。

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磨いたらこんなにきれいになりました。

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空き時間を見つけての磨きでしたが、今回は意外と早く終わりました。

広報誌「まるもり」に瑞雲寺が紹介

2016.05.13 Friday

今月の広報誌「まるもり」のふるさと探訪で瑞雲寺が紹介されました。
県外の方は、丸森町役場のホームページからPDFで見ることができます。

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「まるもり」5月号

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瑞雲寺紹介ページ

※紹介では「耕雲寺五世」とありますが「耕雲寺四世」です。

珍客来山

2016.05.12 Thursday

今日は朝から天気が良く、まとまった雨が降ったせいか抜けるような青空でした。午前中、太陽に照らされた大きな葉を撮影していると、カモシカが境内を歩いていました。カモシカが来ることは珍しく、ちょうどデジカメを持っていたので撮影してみました。

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境内から墓地へ通じる道でふりむくカモシカ

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葉の緑が映える一日でした。

「祈りの道」が無事終わったようです。

2016.05.11 Wednesday

今日11日は、震災があって5年と2ヶ月。5月6日から始まった「祈りの道」がゴールである石巻にて無事終わったそうです。曹洞宗東北管区センターのフェイスブックによると、スタートの宮古・南相馬からゴールの石巻まで総距離550キロ、慰霊された場所は73ヶ所にも及んだとのこと。「祈りの道」スタッフの皆様お疲れさまでございました。震災から5年経ちましたが、復興はまだ途中、これからもできる範囲で協力していけたらと思います。

「祈りの道」はどのような感じだったのか曹洞宗東北管区センターのフェイスブックで動画とともに見ることができますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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6号線を行脚する僧侶

祈りの道

2016.05.08 Sunday

東日本大震災慰霊行脚「祈りの道」に随喜(※参加)してまいりました。この「祈りの道」とは、東北各地の曹洞宗青年僧侶が、リレー形式で被災各地を、早期復興、原発事故の終息、被災された皆様の身心安寧を祈る慰霊行脚です。

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「祈りの道」のポスター

5月6日、南は福島県南相馬市の同慶寺様出発、北は岩手県宮古市常安寺様出発しました。最終目的地は5月11日正午宮城県石巻市洞源院様に到着するルートです。

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「祈りの道」のルート

今回、私は福島県相馬市慶徳寺様から出発し、新地町まで3人の僧侶の方と行脚しました。この日は天気は良かったのですが、風が強く網代笠が吹き飛びそうになるほどでした。それでも何とか、スタッフの方や道案内する方の協力があり、無事、相馬新地間を行脚することができました。

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慶徳寺境内

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先頭の方が持つ錫杖

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6号線を行脚

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遠くに見える煙突は、新地の火力発電所。

明日9日は、亘理町長徳寺様から仙台市昌林寺様まで、青年僧侶の方が行脚します。途中のお寺さんで慰霊法要が執り行われますので、お近くの方は参列して下さい。詳しくは曹洞宗東北管区教化センターのホームページをご覧下さい。また、どのような感じで行脚したのか様子を知りたい方は曹洞宗東北管区教化センターのフェイスブックをご覧下さい。

558年目

2016.05.06 Friday

5月1日、瑞雲寺が創建されて558年目を迎えました。
瑞雲寺の檀信徒の皆様は葬儀や法事・供養以外に来ることがあまり無いと思います。
瑞雲寺HPにも紹介しておりますが、改めてどのようなお寺なのか写真を加えて説明したいと思います。


●曹洞宗金龍山瑞雲寺は、室町時代の長禄二年五月一日(西暦一四五八年)越後国村上の耕雲寺四世、瑚海中珊禅師が来山され、国家鎮護の為この地に建立したのに始まります。

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新潟県村上市にある耕雲寺(瑞雲寺の本寺)

●その後、元亀・天正の頃、痛く頽廃したので、瑞雲七世中興喜堂元也大和尚の代に、伊達陸奥守藩士中島伊勢守宗求公が寺を修理し、中島公の菩提所となりました。

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石段と本堂

●瑞雲寺は末寺三ヶ寺を有する古刹で、地方の禅林として今日に至っています。

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長泉寺(大内・田辺)

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大光寺(船岡)

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渓水寺(金山・鬼形)

●寺の背後には、中島家歴代の廟所、歴住大和尚のお墓があります。

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初代中島宗求公のお墓
秀次事件では、政宗公の無実を直訴嘆願したと史書に詳しい。

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七十七銀行創立者の一人、十四代中島信成公のお墓

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中島家廟所

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廟所から見えるお館山

●御霊屋という眺望の良い所に、一堂宇があり金泥が塗られ燦然たる光を放たれていたといわれていますが、明治九年、原因不明の失火により焼失してしまい、金山の一美観を失ってしまいました。

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燦然たる堂宇があった所

●本堂は、江戸時代の元禄十三年十月(西暦一七〇〇年)に大修理され今に至ります。寺宝としては前机と霊膳は、昭和四十二年五月十八日に丸森町教育委員会より文化財として指定されました。

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瑞雲寺本堂(間口十六メートル、奥行十四メートル、高さ十二メートル)

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瑞雲寺本堂

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禅宗様式を今に伝える急な階段

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衆寮(修行僧が勉学に励むところ)

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庫裡(会館)

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鐘楼堂(朝夕に鳴らしております)

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観音堂

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上空から見た瑞雲寺

●境内の多羅葉樹とさるすべりは、長禄年間に開山の際、栽植されたものと伝えられています。

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多羅葉樹

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お地蔵さまと多羅葉樹

●瑞雲寺境内には様々な石碑がございます。

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山門入口の石碑群(三界萬霊碑・百万遍供養碑・南無阿弥陀仏碑など)

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養蚕が盛んだったことを今に伝える猫神様

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頭髪供養碑

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贈位の碑

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剣豪二階堂新四郎のお墓

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お地蔵さま

最後まで読んで下さりありがとうございました

隠れ方が見事

2016.05.04 Wednesday

5月に入り、昆虫や鳥などのさまざまな生き物を目にする季節になりました。
瑞雲寺境内の庭に目を凝らしてみると、保護色となってじっとしている生物がいました。

下の写真のどこかに生き物がいます。
どこにいるでしょうか?

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答えは真ん中の木にいるカエルでした。

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朝から夕方までずっと木にいました。お腹が空かないのでしょうか。
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