両祖忌
2016.09.29 Thursday
今日は両祖忌(りょうそき)でした。
大本山永平寺をお開きになられた道元禅師様と、曹洞宗の発展の礎を築かれた瑩山禅師様(大本山総持寺開山)のお二人を両祖(りょうそ)といいます。
道元禅師様は建長5年8月28日に54歳、瑩山禅師様は正中2年8月15日に58歳で亡くなられましたが、太陽暦で見ますといずれも9月29日にあたるところから、この日を両祖忌(りょうそき)と呼び、全国の曹洞宗寺院で法要が営まれます。
このお二人がいなければ曹洞宗の発展はありえませんでしたし、丸森の地に瑞雲寺が無かったかもしれません。両祖忌では、お二人を祈念しつつ法要を営みました。
今から8年前の2008年、道元禅師様・瑩山禅師様ゆかりの寺院を自転車で巡る旅をしていました。
現在、西日本縦断編で公開中です。
お彼岸について
2016.09.18 Sunday
お彼岸といいますと、「暑さ寒さも彼岸まで」あるいは、家族みんなでお墓参りというのが一般的です。
期間としてはお彼岸は秋分の日を中日として前後一週間行われます。
詳しいお彼岸の期間としては、明日19日から25日までのことをいいます。
中日は、19日と25日の真ん中の日、すなわち22日秋分の日のことをいいます。
お彼岸はお墓参りをする期間のように考えられていますが、この「彼岸」という言葉には深い意味がございます。苦しみの多いこの世界を「此岸(しがん」というのに対して、苦しみのない悟りの世界を「彼岸(ひがん)」といいます。
お釈迦様は彼岸に到る道を波羅蜜(はらみつ・パーラミター)といい、「六波羅蜜」という六つの行いを教えています。
それでは、彼岸に到る六つの行い「六波羅蜜」とは何かと申しますと
一、布施(ふせ) 布施とは、物でも心でも相手の見返りを求めない。
二、持戒(じかい) 持戒とは、仏教徒としての日常生活のきまり(戒)を守ること。
三、忍辱(にんにく) 忍辱とは、ちょっとしたことにすぐカッとしたり、恨んだり、悪意を抱かず、我慢する勇気。
四、精進(しょうじん) 精進とは、善を行い悪を絶つ努力を継続的に行うこと。
五、禅定(ぜんじょう) 禅定とは、坐禅をして心を落ち着かせること。
六、智慧(ちえ) 智慧とは、坐禅をすることによって生まれる宗教的叡智。
以上の六つを実践修行して、理想の彼岸に渡るのがお彼岸です。
「今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」
お彼岸は良い種を蒔く日であります。
自分の心の中に六波羅蜜という種を蒔き、悔いのない生活を送りたいものです。
金山地区敬老会
2016.09.10 Saturday
今日は9時半より金山小学校体育館で敬老会がありました。(※生涯学習委員の一人として参加)
アトラクションでは、田林神楽と庄司恵子さんのショーがあり、参加されたご年配の方々はとても楽しまれたご様子でした。
後片付けでは椅子や机など重いものを運ぶので汗をかくわけですが、ときおり体育館の窓から入ってくる風がとても気持ちが良く、もうすぐ秋だと告げているようでした。
空には鶴のような雲が浮かんでいました。
小学校から見えた蔵王山
田林神楽
庄司恵子さんのショー
毎年、敬老会に参加して思うことは、体育館の天井にはまったボールです。
このようなボールはどうやって取るのでしょうか?
毎年、敬老会に参加するたびに天井を見てしまう私です。
体育館の天井にはまった黄色いボール
こちらはピンクのボール