阿弥陀堂の道祖神
2017.07.31 Monday
長らく更新しておりませんでしたが、今回は阿弥陀堂の道祖神を紹介するページを作りました。
巨石のページも紹介できればと思っておりますが、今の季節は草木が生い茂って探査するのも困難な状況です。冬に探査しHPで紹介できればと思っています。
宮城県丸森町にある曹洞宗のお寺、金龍山瑞雲寺のブログ
2017.07.31 Monday
長らく更新しておりませんでしたが、今回は阿弥陀堂の道祖神を紹介するページを作りました。
巨石のページも紹介できればと思っておりますが、今の季節は草木が生い茂って探査するのも困難な状況です。冬に探査しHPで紹介できればと思っています。
2017.07.30 Sunday
金山自治会主催、生涯学習事業の一つである第1回目の陶芸教室に参加(※生涯学習委員の一人として)してきました。場所は蔵王町遠刈田にあるアトリエまんぷう。2015年に参加したので今回は2回目となります。
金山まちづくりセンターを9時に出発し、10時アトリエまんぷうに到着。
アトリエまんぷう
先生の実演が終わった後、早速ろくろに粘土をセットしてつくり始めてみるものの、中心からずれてしまい変な形になってしまいました。坐禅もそうですが、中心が大切なことがわかりました。
途中、先生に粘土をろくろの中心に戻してもらって何とか完成。
湯呑を作る予定がペン立てに変更。おととしの方が上手なような気がしました。
帰りに立ち寄った不忘平和祈念公園
ペン立てが出来上がるのはまだ先ですが、とても楽しみです。
2017.07.14 Friday
7月5日、金山図書運営委員会の方々を対象とした宮城県図書館視察研修に参加してきました。
9時00分、金山まちづくりセンター出発。中型車で東北自動車道を通り約1時間15分程で到着。実は2014年の3月に宮城県図書館を視察していますので、今回で2回目となります。
(※以下の写真は許可を得て撮影しました。)
宮城県図書館の入口。四季を感じられるような造りになっています。緑が見えると心が落ち着きますね。
宮城県図書館の全体模型
ここから見学↓
企画展と連動しての本の貸し出しコーナー
今年は伊達政宗公生誕450年。伊達政宗公に関連する本がまとまっているコーナーが便利です。その他に博物館の企画展に関連した図書の貸し出しも行っています。
これだけ大きな図書館になると、お目当ての本を探すのにも一苦労だと思います。こういう時は資料検索端末を利用すれば時間を有効に活用できます。さらに便利なのがレファレンスサービスです。レファレンスサービスは「みやぎの資料室カウンター」「調査相談カウンター」「新聞・雑誌室カウンター」「音と映像のカウンター」「子ども図書室カウンター」の5つに分かれており、豊富な資料を元に質問に答えてくれます。
普段は入ることのできない書庫の見学
普段は入れない書庫を見せて頂きました。黄色いテープは地震で落ちないようにとのことです。
宮城県図書館で一番大きな本
宮城県図書館で一番重い本「朝鮮半島地図集成 学生社」と豆本「ピエールとライオン」。一番重い本(※重量20キロ)は、今までに9人が借りたそうです。3年前も借りた方が9人とおっしゃっていたので、あれから数字に変動はなかったようです。
一般開放の書庫を上から撮影
一般に開放している書庫を上から撮影。本は日本十進分類法(NDC)で分類されているそうです。
新聞の保管について
昔の新聞は、紙の劣化が激しくマイクロフィルム化をするのが必須だそうです。マイクロフィルム1巻で約半月分保存できるそうです。長所は劣化する紙と違い、省スペース・長期保存可能とのこと。短所は酢酸を使用する為、少し酸っぱい匂いがするそうです。宮城県図書館では新聞のマイクロフィルムが閲覧可能ですので、自分の誕生日の新聞等を探してコピーをすれば、まさに記念の一ページになるのではないでしょうか。
震災関連資料について
宮城県図書館では、東日本大震災に関する資料全般を収集・保管しています。3.11の大震災から6年経ちました。もし、当時の震災関連資料がありましたら宮城県図書館へ問い合わせてみて下さい。
子ども図書室
階段を上がって行くと子ども図書室になります。
親しみやすい絵。ツチノコがかわいいです。
子どもの背丈に合わせて作られている手洗い所
児童書がたくさんあります。
宗教関係の児童書
感想
2度目の宮城県図書館視察研修して、案内してくれた方がおっしゃっていた「人と資料をつなぐ」ことは、本の貸し出し・返却・検索・選定・情報の発信・整理・修復・収集・保存等(※他にもっとあると思います)の図書館業務があってはじめて成立するものだと見学を通じて理解することができました。
最後に、金山図書館に読みたい本が無い場合、希望すれば宮城県図書館から持ってきてくれるとのことです。宮城県における知の集積庫を、どんどん利用していきましょう。
帰りに見えた仙台大観音様
2017.07.09 Sunday
弁当を食べ終わり、午後の部が始まりました。
愛国発祥の地の記念碑
舘矢間まちづくりセンターの敷地内に建っている愛国発祥の記念碑の説明を聞きました。愛国とは宮城の代表米であるササニシキ・ほとめぼれ等のルーツとなった米の名前です。多くの品種のルーツとなり後世に語りつぐために、平成22年11月に建てられました。(※バスで配られた資料より)
愛国発祥の地の記念碑
坪石
舘矢間まちづくりセンターからバスで進むこと数分、すぐ坪石に到着。配布された資料によると「ここは大楯城主細目修理太夫の屋敷で、坪石はその庭石の一つ」とのこと。
迷路のような石の配置の坪石
姥石とモダン橋
坪石から歩くこと2,3分のところに姥石があります。モダン橋こと丸森橋は昭和4年につくられた古い橋です。
橋脚の土台となっている姥石とモダン橋
木橋であった頃の名残
霊威山宗吽院
修験寺院である宗吽院は天平9年(737年)行基菩薩の開山で、大同4年(809年)伝教大師が中興したと伝えられています。
宗吽院山門
奥は不動堂
山門前にあった往時の宗吽院
年月を感じさせる板碑
まるもりふるさと館
まるもりふるさと館にて、丸森に関する展示物を見学しながら歴史を学びました。
展示資料である炭俵。一つ15キロあるそうです。窪田氏が見せてくれた資料の表紙に、女性が炭俵を5つ(合計75キロ)背負っている写真がありました。年配の方が元気なのは、若い頃の仕事にあるのではと思いました。
車中より大銀杏を見学
県内一の大銀杏
四反田の猫神さま
何度も足を運んでも探すことができなかった四反田の猫神さまに会うことができました。
庚申供養塔二基
彫られた文字が堂々としている湯殿山の石碑
湯殿山の石碑の手前に赤滝石でできた猫の石碑がありました。
金山・台町古墳群
前方後円墳を始め円墳など200基あるという台町古墳群を見学。
金山ふる里かるた「金山の古代を語る台町古墳」
盛り上がっているところは全部古墳です。
石室が見える古墳
自分の車で運転して見る丸森の風景と、バスの窓から見える丸森の風景が違って見えたことに新鮮さを覚えました。今回の研修を通じて、他の推進協力員の方も丸森の魅力が深まったのではないでしょうか。
総距離:約70km
2017.07.08 Saturday
2日、丸森町教育委員会生涯学習課主催「ふるさと・丸森町を知ろう」と題し、小斎・大内・金山地区の生涯学習推進協力員(参加者12名)の実地研修が行われました。案内は生涯学習課の窪田氏。丸森町の歴史・地域についてわかりやすい説明をして下さり、とても楽しくお話を聞くことができました。
晴天の中、9時30分中型バスに乗り、金山まちづくりセンターを出発。小斎まちづくりセンター、大内まちづくりセンターに立ち寄った後、狼の木像がある大内青葉の熊野神社へ向かいました。
大内青葉・熊野神社の山神神社
青葉の熊野神社は、永承元年(1046年)安倍貞任が紀州熊野神社のご分霊を祀ったのが始まりといわれています。狼の木像は熊野神社境内にある山神神社に祀られています。
平成28年、青葉に三つの山の神を合祀してできた山神神社
狼の木の像。福島県飯館村の山津見神社との関係が深いといわれています。
大内・黒佐野、鶴供養碑
青葉の坂を進み、開けた場所が黒佐野です。私の印象ですが、黒佐野は高い場所にあるせいか何となく北海道の風景に似ているような感じがします。この地域には昔は鶴が飛来していたようで、その名残としての供養碑が建っています。鶴供養碑は嘉永3年(1850年)の石碑で、他に岩城、東福田にも鶴供養碑が建っています。(※鶴供養碑を巡った時のブログ)
黒佐野の鶴供養碑のいわれ
「昔、土地の猟師が丹頂鶴を撃って病となり、祈祷師に拝んでもらうと地蔵様と鶴の供養碑を建てると病は治ると言われて建立した。また、鶴と思って撃ったのは、日頃殺生を止めるように言っていた自分の娘であった。猟師は罪を悔いて諸国行脚の旅に出て、数年後この地に戻り、地蔵様と供養碑を建てた。」(※バスの中で頂いた資料から抜粋)
お地蔵様二体
鶴供養碑
猫の碑三体
筆甫砂川・荒傳左衛門供養碑
黒佐野から筆甫に通じる坂をずっと進んで行くと視界が開けた三差路があります。道路より一段下がった場所に、父の仇を討った荒傳左衛門供養碑が建っています。
道が分岐している場所なのでわかりやすいと思います。
筆甫・平松の経石
砂川を下り東山で再び坂を進み更に下ると筆甫の広い道路に合流。交番のある道路を左、さらに左に進んで行くと「森のレストラン」(現在休業中)が見えてきます。鎧石に通じる道路の途中に経石があります。お坊さんのお経が封じ込められているという経石。石に耳をあてている方が見受けられましたが、お経は聞こえたのでしょうか。
経石は霊山との交流から生まれた伝説であろうと思われます。
苔が歴史を感じさせます。
筆甫・阿弥陀堂(マリア観音)
筆甫の交番脇の坂を進んで行くとたたら製鉄所が見えてきます。その奥にある茅葺屋根が印象的の阿弥陀堂(マリア観音)を参拝。
観音様を似せたマリア像を礼拝したといわれていますが、いまだにどの像なのか確認されていないようです。
茅葺と緑の風景
阿弥陀堂境内に建つ石碑
筆甫・たたら製鉄
阿弥陀堂参拝の後、たたら製鉄所を見学。ちょうど鉄づくりをしている最中でした。
阿弥陀堂近くのたたら製鉄所
砂鉄から出来上がった鉄。持ってみると結構な重さです。
断面は綺麗な鉄色でした。
筆甫・うばひがん桜
たたら製鉄所から旧筆甫中学校を目指すように進んで行くと、県内でも有数な桜として知られる、うばひがん桜を見ることができます。
樹齢500年以上といわれています。
うばひがん桜の根元にあった道祖神が無くなっていました。根元の保護の為、どこかに移動したのでしょう。
薬師堂
薬師堂境内にある「釜蛇神社」と彫られている石碑
猫の石像。壊れやすい石質の石でできているせいか頭部が無い状態になっています。
昼食を食べるために舘矢間まちづくりセンターに向かう途中、筆甫小学校前の仮面ライダーV3の像が無くなっていたのが個人的にショックでした。
道路を見守る仮面ライダーV3
2017.07.04 Tuesday
「情報・作戦・補給・戦略」と書かれたメモが、机の引き出しの奥にあったのを見つけました。
このメモは何年か前、戦争関連の本を読んだ時に、私が書いたものです。
この「情報・作戦・補給・戦略」のメモを見て、家の中を荒らしたり庭に糞をする野良猫に応用できないか考えてみました。
戦 略
戦略というよりは目標として(※猫と戦うわけではないので)、野良猫を傷つけることなく追い払うことを設定。
情 報
野良猫が嫌がる情報の収集(※例えば、〇〇メーカーの猫の忌避剤が良く効く等)。情報収集の一つとして野良猫の行動範囲を調べたところ、日によって違いますが、大体同じ場所(※台所付近)にいることがわかりました。なぜ同じ場所にいるかというと食べ物を得やすいからです。
補 給
補給に関して、野良猫の餌となるようなものは外に置かない。瑞雲寺では生飯(さば)と言って、自分だけではなく鳥などの動物に食べてもらうためごはん粒を石の上に置いていたことがありましたが、猪やカラスの被害が増えてきたこともあり中止することにしました。(本来、生飯とは鬼界(餓鬼・畜生・無縁霊)などの衆生に飯を与えて供養することをいいます)
作 戦
作戦に関して、野良猫にとって食べ物の匂いがする台所付近に「ガーデンバリア」を置く。いつもいる場所・行動範囲内に猫の忌避剤の散布。朝・晩と寺で飼っているタマ(猫)に見張ってもらうことにしました。
早速「情報・作戦・補給・戦略」を実行したところ、野良猫はほとんど姿を見せることが無くなり、糞害もなくなりました。何よりも、タマ(猫)にも手伝ってもらったのが大きかったと思います。
野良猫を見張るタマ
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