刹那
2017.08.22 Tuesday
宇宙刑事シャリバンは変身するスピードがとても速いということで、小学校でも話題のヒーローでした。シャリバンの変身するスピードは時間にして1ミリ秒。本で調べてみると1000分の1秒(0.001秒)と書いてありました。前回のギャバンの変身するスピードは0.05秒(50ミリ秒)だったのと比べると、50倍も速くなったんだと驚いた記憶があります。
変身するスピードがとにかく速い、シャリバンの主人公・伊賀電がとてもかっこ良かったのを今でも覚えています。このシャリバンがお寺の境内で戦闘しているシーンをたまたま見つけてしまいました。
お寺の石段を転げ落ちシャリバンに変身する前の主人公
一瞬で変身し、敵の攻撃をかわすシャリバン
その後、赤い光となって山門をくぐり石段の頂上へ。
石段頂上のシャリバン
大仏様の前での戦闘
大仏様の顔が見えるシュールな場面
本堂前でレーザービーム
本堂前が大爆発
宇宙刑事シャリバンは時間の単位を教えてくれたヒーローでした。仏教でも刹那(せつな)という時間の単位があります。指をパチっと弾くことを弾指(だんし)といい、室に入る時、便所に入る時の合図となります。一弾指は六十五刹那。65分の1が一刹那という単位となっています。簡単にいいますと、きわめて短い時間ということになります。
この一刹那という一瞬一瞬に、万物は生じては滅し、滅しては生じて連続している、すなわち無常ということです。道元禅師は「仏法を学ぶには無常を感じる心が大切である」とおっしゃっています。「無常を感じる事」すなわち自分の命は永遠ではない、時間はどんどん過ぎ去ってゆく。このことを自覚することによって、今を大切に修行しなさいという意味です。一瞬一瞬を大切に!というと疲れてしまいますので、やる時はやる休む時は休むというメリハリのある生活を送ることができれば、結果的に時間を大切にすることにつながるのではないでしょうか。
詳しいシャリバンの変身プロセスはユーチューブを見て下さい。
シャリバン 第30話
高下駄
2017.08.22 Tuesday
雨の日が続き、作物の日照不足がとても気になる今日この頃です。
雨の日、鐘楼堂へ行く際は雪駄ではなく高下駄を履いています。理由は高さがある為、足が濡れにくいからです。写真の高下駄は大雄山で修行していた時のものを撮影しました。
瑞雲寺に来たある方は、高下駄は体幹を鍛えるのに良いとおしゃっていました。体幹という言葉はたまに聞くことはありましたが、具体的に何をさしているのか、辞書で調べても見当たりません。高下駄を履くことが体幹を鍛えることを前提にすれば、おそらくバランス感覚のことなのだろうと思います。(※間違っていたらすみません)
二本歯の高下駄
一本歯の高下駄
体幹はさておき、バランス感覚が鍛えられるものと言えば、かつて金山小学校にあった木製遊具「冒険砦」が思い出されます。この「冒険砦」は木製電柱とロープでできた遊具です。「冒険砦」があった期間は詳しくはわかりませんが、10年ちょっとだと思います。噂では木が腐って危ないとかで取り壊したと聞いたことがありました。
今、思い返してみると「冒険砦」は子供の冒険心をくすぐる素晴らしい遊具でした。具体的にどんな遊具だったのか言葉で説明が難しいので鉛筆で描いてみました。
本当にあったの?と言われそうなので、当時の写真があるかどうか探してみました。
遠くに見えるのが冒険砦。竹馬もバランス感覚を鍛えるのに最高です。
冒険砦の他には、木製電柱を横にしたもの、地面に埋め込んだものがありました。
縁木、うんてい、電柱を横に倒したもの。
当時これらの遊具で鬼ごっこ(※縁木鬼)がはやっていました。
冒険砦で遊んでいた私も今では高所恐怖症になってしまいました。多分、竹馬も乗れないでしょう。体幹を鍛える為にバランスボールでも購入してみようかと思いました。