五つの頂が見える所

2018.04.29 Sunday

2015年から2016年にかけて、当ブログで金山のシンボルであるお館山の魅力を5回に分け紹介させて頂きました。

 

お館山の魅力を探っていて面白い場所に気づきました。その場所とは雉子尾川の土手です。本当は6回目を雉子尾川の土手を紹介して終わる予定でしたが、だいぶ間が空いてしまいました。

 

雉子尾川の土手の周りを見渡すとお館山はもちろんの事、御霊屋小富士山鬼形山長者山(※リンクは瑞雲寺だよりの記事です)、さらには蔵王山、大森山、鹿狼山を遠くに望むことができる絶好の散歩コースとなっております。

 

いつも車での移動が多いのでたまには近くの土手を歩いてみました。

 

P1080679.jpg

雉子尾川の土手

 

P1080673.jpg

お館山

 

P1080676.jpg

御霊屋

 

P1080671.jpg

小富士山

 

P1080675.jpg

鬼形山と佐野製糸の石垣

 

P1080682.jpg

長者山

 

kaneyama.jpg

雉子尾川の土手と各山の関係

 

5つの山の高さは50m〜260m位です。もしこの場が都会であるならば、これだけのビルを造るのにいくらかかるのか想像してしまいました。今回、新緑の季節に散歩してみて、天然のビル?が立ち並ぶ金山の魅力に改めて気付かされました。

昭和の日

2018.04.29 Sunday

今日は昭和の日。昭和といっても64年もの長さがあり、生まれた年代によって人それぞれイメージが違います。私は昭和の後半の世代なので、人気だったテレビやヒーローの思い出が強いような気がします。改めて昭和の後半は何をしていたのか振り返ってみますと、なぜかフィルムカメラが思い浮かんできました。

 

早速、物置の箱から当時使用していたカメラを取り出してみました。下の写真のカメラは小学生の頃、父から譲り受けたものです。名称はコニカのC35EFD。操作は簡単でレバーを引いてシャッターボタンを押すだけ、当時小学生だった私でも撮影できました。自分でも操作できるほどでしたから、だいぶ売れたと聞いています。

 

久しぶりにこのカメラを手にとってみると、指先が操作の感覚を覚えており昭和を感じずにはいられませんでした。スマートフォンやデジタルカメラで撮影するのが当たり前になりましたが、たまにはフィルムカメラで日常や風景を撮影してみたいと思った一日でした。

 

P1080696.jpg

とても使いやすいコニカC35EFD

 

P1080698.jpg

丈夫なケース

 

P1080701.jpg

コニカのカメラでジオラマ撮影

迫力のある写真を期待していたのですが、あまりのクオリティの低さにがっかりした記憶があります。

坐禅ナイトin仙台

2018.04.28 Saturday

坐禅といいますと、木の棒で叩かれたり足の痛みに耐えるといった我慢比べあるいは苦行のようにイメージしがちですが、それは間違っています。

坐禅は暑すぎず寒すぎない環境で、自分の身体に負担をかけないように坐るもので、安楽の法門とも呼ばれています。

暑すぎず寒すぎず、坐禅をするには今が一番いい季節です。

 

過ごしやすい5月、曹洞宗東北管区教化センター主催、こころ・かるくなる坐禅ナイトが開催されます。

従来の坐禅のイメージから離れた名称や試みにやる気を感じさせます。

 

日程は5月8日、15日、22日、29日の4回

参加費は500円

場所は、東北福祉大学仙台東キャンパスになります。

 

詳しくは、教化センターのホームページをご覧ください。

 

瑞雲寺観音講の祭典

2018.04.22 Sunday

18日は、金龍山瑞雲寺観音講の祭典でした。朝早くからお手伝いに来られた講員の皆様方には感謝申し上げます。残念ながら天気は雨でしたが、植物にとっては恵みの雨となったことでしょう。

 

榎並利夫氏による講話では、過去の資料と自身の足で見てこられた経験を元に、金山城についてお話をされていました。特に中島公の墓石のお話や七十七銀行の創設者のお話、桝形(※有事の際に人員を編成する為に設けられた方形の広場)が瑞雲寺にあったお話などは、講員さんにとって興味深いものがあったのではないでしょうか。

10時、花火、観音堂において祈祷。
10時半、本堂にて仏祖諷経。
11時、榎並利夫氏による講話(金山城を中心に)
12時、観音講総会

 

P1080633.jpg

観音堂にて

 

P1080634.jpg

榎並利夫氏による講話

教化センターのポスターに鹿狼山

2018.04.12 Thursday

曹洞宗東北管区教化センターの教化活動ポスターに鹿狼山の写真が使われていることを、あるお坊さんから教えて頂きました。このポスターは平成29年度布教教化方針に基づいて制作されたと説明にありました。

 

ポスターは5タイプあり、どれも魅力ある写真が使われています。

鹿狼山登山道の写真は広報の表紙にもなっていました。

撮影地はおそらく新地側の登山道だと思います。

 

P1080421.jpg

東北管区教化センター広報第66号

 

IMG_003.jpg

「受け継ぎつたえること」のポスター

撮影は鹿狼山の登山道(新地側)です。

 

IMG_002.jpg

5種類のポスター

 

大内・鬼ヶ柵からの鹿狼山登山

 

広報の表紙が鹿狼山であることと、頂上の大内側の木を伐採して見晴らしが良くなったという話を聞くに及び、大内の鬼ヶ柵方面から登ってまいりました。(※登山したのは3月です)

 

P1080235.jpg

鹿狼山の登山口

 

P1080236.jpg

シンボルのジムニー

 

P1080247.jpg

落ち葉を踏みしめながら登って行きます。

 

P1080248.jpg

木々の合間から見える鹿狼山。何となくお館山の頂上に似ています。

 

P1070807.jpg

お館山の頂上

 

P1080252.jpg

道標

 

P1080280.jpg

この石は・・・

 

P1080277.jpg

風土記御用書出にもある硯石です。

 

P1080254.jpg

ここからが急坂になります。

 

P1080257.jpg

鹿狼山の社

 

P1080273.jpg

日あたりがいい頂上

 

P1080258.jpg

新地・相馬方面

 

P1080268.jpg

大内・金山・丸森方面

 

仙台の太白山から見える鹿狼山

 

P1000593.jpg

3年前の2015年に登った仙台・太白山から見えた鹿狼山

 

P1080434.jpg

金山から見た鹿狼山

 

 

色々なコースがありますので鹿狼山に登ってみてはいかがでしょうか。

ラジカセ

2018.04.11 Wednesday

4日前の7日(土)の午後4時、NHK三重発地域ドラマ「ラジカセ」は笑いあり涙ありでとても面白かったです。あらすじはホームページを見て頂くとして、古いラジカセを通し、いらないものはないというメッセージが見ている人の心ににスーッと伝わる良いドラマでした。

 

このドラマを見て驚いたことがありました。それは、瑞雲寺で現役のラジカセと同じものが出ていたからです。このラジカセは2013年のブログで紹介しています。

 

P1080611.jpg

字体が昭和

 

P1080610.jpg

昭和家電を集める中年オタクと小学生

 

P1080609.jpg

メーカー名がシールか何かで変更されています。

 

P1080614.jpg

座り仕事や外での仕事の際には欠かせない瑞雲寺のラジカセ。私が生まれる前からありました。元は台所に置いてあり、小さい頃から高校生までお世話になりました。今でもラジオの音はいいです。これからも大切に使っていきたいと思います。

釈尊降誕会

2018.04.08 Sunday

今日4月8日はお釈迦様の誕生日です。

お釈迦様は、母親であるマーヤー夫人が、白いゾウが天から降りてお腹に入る夢を見て懐妊されました。そして、無憂樹(むゆうじゅ:マメ科)の花が咲くルンビニ園でお生まれになられました。

 

P1040318.jpg

デリー国立博物館の象牙に彫刻されたマーヤー夫人と白い像(※インド仏跡巡礼の旅 第7日目にて)

 

お釈迦さまが誕生されたのを見て、竜は天から降りて香り高いお湯と水を灌いで産湯につかったといわれています。その後、お釈迦様は立ち上がり、右手を天に、左手を地に「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」ととなえられたと伝えられています。意味は、私たち一人一人の存在は非常に尊い存在でありかけがえのないたった一つの命をもっているということです。我とはお釈迦様お一人のことではなくすべての人々が尊い命をもっているということを教えているのです。

 

R0013056.jpg

ムラガンダクィー寺院の釈尊降誕図(※インド仏跡巡礼の旅 第5日目にて)

瑞雲寺では、午前10時30分にお釈迦様の誕生日である「降誕会(ごうたんえ)」の法要を行いました。

 

P1080568.jpg

花御堂

 

釈尊降誕会は花まつりとも呼ばれています。

今年は珍しく花まつりの日に桜が満開でした。

 

P1080581.jpg

観音堂前の桜

 

P1080583.jpg

境内の水芭蕉

鬼形地区の桜

2018.04.05 Thursday

瑞雲寺境内の桜が満開です。

昨年は4月14日ごろが満開でしたので、今年は約9日ほど早いようです。

 

鬼形地区の桜も満開になりました。

地区は狭いので約20分位の散歩で全部見ることができます。

 

P1080563.jpg

渓水寺の枝垂れ桜

 

P1080560.jpg

枝ぶりが何かの生き物のように見えます。

 

P1080566.jpg

桜公園の桜

 

P1080534.jpg

佐野製糸場横の桜

 

P1080551.jpg

瑞雲寺の遊具横の桜

 

P1080543.jpg

瑞雲寺観音堂前の枝垂れ桜

鬼瓦

2018.04.02 Monday

宇宙刑事シャイダーは小学生の頃夢中になって見ていた番組です。当時、同級生達の間では変身のスピードについて前回のシャリバンとどちらが速いのか話題になっていたことを覚えています。

 

シャイダーでは寺社仏閣での戦闘はありませんが、鬼瓦にしか見えないものが毎回登場します。この鬼瓦のようなものはフーマの戦闘母艦(敵)で頭の筒から強力な破壊力を持ったミサイルが発射するようになっています。

 

まるで鬼瓦のようなフーマの戦闘母艦はデザインが素晴らしく、瓦屋さんで制作してもらいたいほどです。それが無理なら粘土で自作するのも面白いかもしれません。

 

ちなみに鬼瓦とは、鬼の面をした瓦のことをいい、魔除けとして取り付けられています。

 

フーマの戦闘母艦

 

syaida1-1.jpg

フーマの戦闘母艦

 

syaida1-2.jpg

正面から

 

syai44.jpg

斜めから

 

syaida1-3.jpg

火を噴く瞬間

 

syaida1-4.jpg

炎の中を走るシャイダー

 

syaida1-5.jpg

炎を避けて一回転

 

syaida1-6.jpg

必殺のビッグマグナム

 

syaida1-7.jpg

シャイダーが放つビッグマグナムの光線が戦闘母艦に命中

 

syaida1-8.jpg

大爆発

 

syaida1-9.jpg

その後のシャイダー

 

宇宙刑事シャイダー 第1話 パート1

 

宇宙刑事シャイダー 第1話 パート2

 

実際の鬼瓦

 

P1070721.jpg

瑞雲寺の鬼瓦。砲台のようなものは「経の巻」と呼ばれ、いわゆるお経の巻物をかたどったものです。

 

P1070724.jpg

正面から見た鬼瓦

 

P1080599.jpg

某寺院の鬼瓦

 

P1080615.jpg

平城宮出土の鬼瓦

 

P1080074.jpg

瑞雲寺の鬼瓦と屋根を葺く職人さん。写真は30年前のものです。当時と比べて色あせてしまった鬼瓦ですが、雪・雨・強風があっても修理することなく現在に至っています。

旅日記北海道編

2018.04.01 Sunday

新年度の4月に入ったからという理由でもないのですが、今日から自転車の旅日記北海道編(2009年)を公開します。

 

当初、自分の内面を綴った自転車の旅日記は公開すべきものではないという考えでした。理由は、これまでに経験したことは過去の事として心に留めておこう思っていたからです。

 

しかし、6年前の平成24年度観音講役員会で、4月の祭典での出し物がなかなか決まらなく、「副住職の自転車旅の話がいいのでは?」という意見がありました。私は、これまでの経験は心に留めておくべきという考えでしたので、一旦はお断り致しました。

 

その後、私の旅の話を提案した方が、経験をお話することで仏教に親しみを持つ方が増えるのではという考えに共感し、「私が自転車旅で得たこと」と題してお話するに至ったわけです。

 

祭典が終わった後も、どのような旅だったのですか?とたびたび聞かれたこともありました。とても短い時間で伝えきれないので思い切ってブログにまとめて読んでいただくようにしたのが公開のきっかけです。

 

読みづらい・わかりづらい・間違っているといった点が多々あるかもしれませんが、その当時の心境を日記・ハガキ・写真を元に編集しました。

 

もし、お時間がありましたら読んで見て下さい。

 

title9.jpg

 

 

 

P1080495.jpg

ようやく咲き始めた瑞雲寺境内の桜

1