両祖忌

2018.09.30 Sunday

昨日29日は両祖忌(りょうそき)でした。

 

大本山永平寺をお開きになられた道元禅師様と、曹洞宗の発展の礎を築かれた瑩山禅師様(大本山総持寺開山)のお二人を両祖(りょうそ)といいます。

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道元禅師様は建長5年8月28日に54歳、瑩山禅師様は正中2年8月15日に58歳で亡くなられましたが、太陽暦で見ますといずれも9月29日にあたるところから、この日を両祖忌(りょうそき)と呼び、全国の曹洞宗寺院で法要が営まれます。

このお二人がいなければ曹洞宗の発展はありえませんでしたし、丸森の地に瑞雲寺が無かったかもしれません。両祖忌では、お二人を祈念しつつ法要を営みました。

坐禅ナイトin仙台 秋

2018.09.28 Friday

坐禅は暑すぎず寒すぎない環境で、自分の身体に負担をかけないように坐るもので、安楽の法門とも呼ばれています。

 

11月、曹洞宗東北管区教化センター主催、こころ・かるくなる坐禅ナイトが開催されます。

前回の坐禅ナイトはキャンセル待ちが出たと聞いております。

 

日程は11月6日、13日、21日、27日の4回

参加費は500円

場所は、東北福祉大学仙台東キャンパスになります。

 

詳しくは、教化センターのホームページをご覧ください。

 

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墓地の下

2018.09.21 Friday

今回の仮面ライダーの44話は、墓地の下がショッカーの秘密基地です。まるで秋のお彼岸に合わせたようなユーチューブの配信に驚いています。境内・鐘楼堂・墓地(卵塔あり)での戦い等、当ブログ「寺と特撮」の中で順位を付けるとしたらダントツ一位になるであろう配信です。

 

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44話のタイトル。書体が素晴らしい。

 

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お墓の前で手を合わす男性

 

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なぜか墓から出てくるカビビンガ

 

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お墓参りに来ている男性を襲うカビビンガ

 

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カビに襲われて倒れる男性。お墓参りに来たのに酷いです。

 

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カビビンガが出てきたお墓とつながっているショッカーの秘密基地

 

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カビ培養室にカビが入った器を運び込む戦闘員。リクルートのCMでもお馴染みのシーン。

 

15秒あたりから始まります。

 

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お寺の境内で捕らえられた女の子(姉)を助けるため、ショッカーの秘密基地の入口を探しに来た一文字と瀧と妹。立派な山門のあるお寺は東京世田谷にある九品仏寺。自分が住んでいた所から近かったので、自転車でお参りに行ったものでした。

 

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墓地で戦う一文字。結構立派な墓石です。

 

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お墓の前で変身する一文字。後ろの塔婆の本数が凄い。

 

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寺の建物の前で剣を持つ仮面ライダー。まるで時代劇のようです。

 

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鐘楼堂の梵鐘の下を秘密基地の入口だと勘違いさせて、一文字達を爆破させようと爆弾をセットするカビビンガと戦闘員。

 

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墓地のどこかにある秘密基地の入口を探す一文字と瀧

 

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鐘楼堂が怪しいと探りに行こうとする一文字。鐘楼堂の隣にはお坊さんのお墓である卵塔があります。

 

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鐘楼堂の梵鐘の下に入口らしきものを見つけた一文字

 

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梵鐘の下の板をよけると秘密基地の入口らしきショッカーの紋章が・・・

 

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ミニチュアの鐘楼堂。お坊さんのお墓である卵塔も忠実に再現されています。

 

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鐘楼堂爆破のスイッチを押す戦闘員

 

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一文字が入口に入ろうとしたら鐘楼堂が粉々に!一文字は爆風とともに仮面ライダーに変身して命は助かりました。

 

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本当の秘密基地の入口は川島家の墓の下。墓を後ろに移動して秘密基地に行こうとする戦闘員。

 

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墓場で戦闘員と戦う瀧

 

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墓地の下には女の子が捕らえられていましたが、無事助け出すことができました。

 

詳しくはユーチューブを見て下さい。

仮面ライダー第44話「墓場の怪人カビビンガ」

お彼岸について

2018.09.19 Wednesday

お彼岸といいますと、「暑さ寒さも彼岸まで」あるいは、家族みんなでお墓参りというのが一般的です。

期間としてはお彼岸は秋分の日を中日として前後一週間行われます。

詳しいお彼岸の期間としては、明日20日から26日までのことをいいます。

中日は、20日と26日の真ん中の日、すなわち23日秋分の日のことをいいます。

お彼岸はお墓参りをする期間のように考えられていますが、この「彼岸」という言葉には深い意味がございます。苦しみの多いこの世界を「此岸(しがん」というのに対して、苦しみのない悟りの世界を「彼岸(ひがん)」といいます。

 

お釈迦様は彼岸に到る道を波羅蜜(はらみつ・パーラミター)といい、「六波羅蜜」という六つの行いを教えています。

それでは、彼岸に到る六つの行い「六波羅蜜」とは何かと申しますと

一日目(20日)、布施(ふせ) 布施とは、物でも心でも相手の見返りを求めない。

二日目(21日)、持戒(じかい) 持戒とは、仏教徒としての日常生活のきまり(戒)を守ること。

三日目(22日)、忍辱(にんにく) 忍辱とは、ちょっとしたことにすぐカッとしたり、恨んだり、悪意を抱かず、我慢する勇気。

 

中日(23日)、生かされていることに感謝しお墓参りをしましょう。

四日目(24日)、精進(しょうじん) 精進とは、善を行い悪を絶つ努力を継続的に行うこと。

五日目(25日)、禅定(ぜんじょう) 禅定とは、坐禅をして心を落ち着かせること。

六日目(26日)、智慧(ちえ) 智慧とは、坐禅をすることによって生まれる宗教的叡智。


以上の六つを実践修行して、理想の彼岸に渡るのがお彼岸です。

 

「今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」

 

お彼岸は良い種を蒔く期間であります。

自分の心の中に六波羅蜜という種を蒔き、悔いのない生活を送りたいものです。

お彼岸のお供えについて

2018.09.19 Wednesday

瑞雲寺からのお知らせです。
お彼岸のお墓参りについて、お菓子・団子をお供えしましたら、必ずその場で食べるか持ち帰って頂きますようお願い致します。

そのままにしておきますと、猿・イノシシ・カラスが食べ散らかしてしまいます。
特に、イノシシが来た場合、芯が無い墓石などは簡単に倒されてしまいます。

皆様、ご協力お願い致します。

 

セミに似ている謎の昆虫

2018.09.18 Tuesday

寺務室で仕事をしていると、銀蠅のようなブーンという羽音が聞こえてきました。

一体なんだろうか?と天井に目を向けると、見たことのない昆虫がじっとしていました。

 

自分の気配を消しながら近づいてみますと、セミを小さくしたような昆虫がいました。

部屋にいては死んでしまうので、捕まえて外に逃がすことにしました。

 

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セミに似ている謎の昆虫

 

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横から見た所

 

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捕まえてみました。

 

 

後で調べてみましたら、ミミズクという名前の昆虫のようです。

鳥のミミズクなら知っていましたが、昆虫にもミミズクがいるとは思いもしませんでした。木の色に擬態しているせいか見つけるのが難しい昆虫らしいです。

 

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背中のコブのようなものが鳥のミミズクの外見に似ているとのこと。

金木犀

2018.09.17 Monday

今、瑞雲寺境内にはとてもよい香りが漂っています。
その香りの主は、多羅葉樹の隣にある金木犀です。

 

この金木犀の香りを嗅ぐと、なぜか小学生の頃を思い出してしまいます。

あの時は〇〇がブームだった、〇〇のおもちゃで遊んだ等、香りは忘れていた記憶を簡単に呼び戻すことが出来ます。
本当に香りは不思議ですね。

 

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多羅葉樹の隣にある金木犀

 

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中島家廟所に至る途中に咲いていたヒガンバナ

 

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すっかり秋の空

金山地区敬老会

2018.09.13 Thursday

8日、9時半より金山小学校体育館で敬老会がありました。

(※生涯学習委員の一人としてお手伝い)

アトラクションは、金山保育所の子供さんの踊り、厳かな田林神楽、仙台から来られたチバさんの腹話術(※チバさんのホームページ)でした。参加されたご年配の方々はとても楽しまれたご様子でした。

 

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金山保育所の子供たちの出し物

 

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田林神楽

 

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腹話術師チバさん

仙台市民図書館視察と本の買出し

2018.09.13 Thursday

5日、金山図書館運営委員5人+3人(役場職員、センター職員)の皆さんと仙台市民図書館の視察・金山図書館の本の買出しに行ってきました。午前中は仙台市民図書館の視察。今回は時間があまりない為、館内に入って見学するにとどまりました。

 

仙台といえば杜の都。杜の都の名にふさわしいケヤキ並木で有名な定禅寺通り沿いに仙台市民図書館(※仙台メディアテーク内)があります。本当は正面から入りたかったのですが、駐車場の関係で北側から入りました。

 

建物の外観はガラス、内側は何本もの白いパイプが印象的でした。自然の光が適度に入ってくるせいか館内は明るい印象を受けます。パンフレットによると、13本の鉄骨独立シャフトと7枚の鉄骨フラットスラブで構成され、地下1階に地震エネルギー吸収機構が装備されており、数々の賞を受賞するなど凄い建物のようです。

 

(※以下の写真は許可を得て撮影しました。)

 

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駐車場の関係で北側から入りました。

 

仙台市民図書館は仙台メディアワークの2・3・4階にありエレベータとエスカレータで移動できるようになっています。読みたい本がある場合は、図書館のカウンターで尋ねるか、館内のパソコンで調べれば容易にたどり着くのではないでしょうか。

 

今回の視察で印象的だったのは、何か調べたいものがありましたら、1.事典や辞書。2.本。3.雑誌。4.新聞。5.インターネットの5項目からどのようにアプローチしたらよいのか一枚の紙にまとめてあるパスファインダーのコーナーが親切で良かったです。

 

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パスファインダーのご案内

 

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例えば「地名」について知りたい場合、具体的にどうすればよいのか紙に記載されてあります。

 

(※仙台市民図書館の良い所はたくさんあるのですが、視察の時間が短かったためパスファインダーに絞りました。)

 

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本棚の横にあるおしゃれな赤いイス

 

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郷土史関連のコーナーでは丸森町史がありました。

 

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あると思わなかった宮城県仏教史

 

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瑞雲寺開山の瑚海仲珊大和尚の名前がありました。

 

館内には所どころに椅子やソファーが置いてあり、くつろいで本を読むことができます。色々な分野の書籍がたくさんあり、「宮城県仏教史」があったのには驚きました。視察の時間があっという間に過ぎてしまうほど魅力的な図書館でした。

 

今回の図書館視察を機に運営委員の皆さんと知恵を出し合っていい方向に進んで行ければと思います。

今年の観音霊場参拝の旅と歴史

2018.09.02 Sunday

今年の霊場参拝は、9月27日(木)〜28日(金)の一泊二日、岩手県盛岡方面の観音霊場に参拝することになりました。日程は下記の通り、旅行費用は3万円です。

 

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2日目に、盛岡市内の報恩寺様に参拝する予定でおります。自転車でも2回訪れているお寺さんです。

自転車旅で報恩寺様に参拝した時のブログ その1(2001年7月)  その2(2009年8月)

 

 

 

昭和51年より観音講霊場参拝が始まって今回の旅で四十一回目となります。

ここで、瑞雲寺観音講霊場参拝の歴史を振り返って見たいと思います。

 

第一回目 昭和51年9月30日 船岡平和観音・大光寺参拝

第二回目 昭和52年9月30日 山形県二井宿延命観音参拝

第三回目 昭和53年10月6日〜7日 岩手県釜石市魚籃観音・中尊寺参拝

第四回目 昭和54年10月6日〜7日 群馬県高崎市白衣観音・茂林寺参拝

第五回目 昭和55年10月16日〜17日 千葉県救世観音・浅草寺観音・川崎大師参拝

第六回目 昭和56年11月6日〜7日 仙台三十三観音・定義如来・輪王寺・資福寺参拝

第七回目 昭和57年10月27日〜28日 奥州三十三観音霊場参拝

第八回目 昭和58年10月27日〜28日 奥州三十三観音霊場参拝

第九回目 昭和59年10月24日〜26日 奥州三十三観音霊場参拝

第十回目 昭和60年10月27日〜28日 山形県四霊場参拝

 

第十一回目 昭和61年10月26日〜27日 大谷観音・善光寺参拝

第十二回目 昭和62年10月20日〜22日 鎌倉長谷観音・大仏・建長寺・大船観音・大本山總持寺参拝

第十三回目 昭和63年10月28日〜29日 福島県会津三観音・慈母大観音参拝

第十四回目 平成1年9月28日〜29日 岩手県遠野郷七観音参拝

第十五回目 平成2年10月22日〜24日 埼玉県秩父札所十ヶ寺参拝

第十六回目 平成3年10月24日〜25日 仙台市白衣大観音

第十七回目 平成4年10月19日〜20日 秋田県三十三札所(二ヶ寺)・赤田大仏参拝

第十八回目 平成5年10月20日〜21日 新潟県越後三十三札所(三ヶ寺)・耕雲寺参拝

第十九回目 平成6年10月21日〜22日 山形県庄内三十三札所(二ヶ寺)・羽黒山・湯殿山・慈恩寺参拝

第二十回目 平成7年9月12日〜13日 坂東三十三札所(二ヶ寺)・牛久大仏・成田山参拝

 

第二十一回目 平成8年9月5日〜6日 磐城三十三札所(三ヶ寺)参拝

第二十二回目 平成9年9月8日〜9日 安達三十三札所(三ヶ寺)・信達三十三札所(一ヶ寺)・文知摺観音参拝

第二十三回目 平成10年9月21日〜22日 那須三十三札所(五ヶ寺)・下野三十三札所(一ヶ寺)参拝

第二十四回目 平成11年10月26日〜27日 最上三十三札所(三ヶ寺)参拝

第二十五回目 平成12年10月2日〜3日 越後三十三札所(三ヶ寺)参拝

第二十六回目 平成13年9月28日〜29日 坂東三十三札所(二ヶ寺)・大雄山最乗寺参拝

第二十七回目 平成14年9月13日〜14日 三陸三十三札所(四ヶ寺)・毛越寺参拝

第二十八回目 平成15年9月2日〜3日 盛岡三十三札所(三ヶ寺)参拝・浄土ヶ浜・龍泉洞

第二十九回目 平成16年9月10日〜11日 奥州三十三札所(一ヶ寺)・洞川院・松景院参拝

第三十回目  平成17年9月9日〜10日 立木観音・高瀬観音・中田観音参拝

 

第三十一回目 平成18年9月5日〜6日 那須三十三札所(五ヶ寺)参拝

第三十二回目 平成19年9月10日〜11日 釜石、遠野観音巡り

第三十三回目 平成20年9月4日〜6日 大本山永平寺・永光寺参拝

第三十四回目 平成21年9月7日〜8日 越後観音巡り

第三十五回目 平成22年9月8日〜9日 山形県置賜観音霊場巡り

第三十六回目 平成23年10月2日(日帰り) 山形県置賜観音霊場巡り・亀岡文殊参拝

第三十七回目 平成24年11月1日〜2日 山形県置賜観音霊場巡り・善宝寺参拝

第三十八回目 平成26年10月28日〜29日 山形県置賜観音霊場巡り

第三十九回目 平成28年10月30日〜31日 新潟県耕雲寺参拝

第四十回目  平成29年9月26日〜27日 福島県会津三観音霊場参拝 第一日目 第二日目

 

 

 

霊場参拝の申し込みお待ちしております。

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