平成最後の日に気づいたこと

2019.04.30 Tuesday

平成最後の日ということで境内の撮影をしていますと、正面に見えるお館山の雰囲気が何となく違って見えることに気づきました。

 

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平成最後のお館山の写真

 

自宅に戻り、念のため以前撮影したデーターを見てみますと・・・

 

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3月のお館山

 

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こちらは今日の写真

 

寺に戻って以前のデータを見比べてみますと、お館山の頂上の木一本が無くなっていることがわかりました。

 

実際、頂上はどのようになっているのか登って確認してきました。

 

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金山神社から登りました。

 

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金山神社にて参拝

 

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天皇陛下御即位の垂れ幕。明日は令和元年。

 

お館山頂上到着

 

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お館山頂上

 

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伐採された杉の木

 

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年輪を数えてみると125ありました。

 

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平成最後の金山の町並み

 

恥ずかしながら毎日見ている山なのに全く気づきませんでした。平成最後の日になってやっと気づいた次第です。

バッジの思い出

2019.04.29 Monday

今日29日は平成最後の昭和の日です。昭和といっても64年もの長さがあり、生まれた年代によって人それぞれ印象が違います。昭和というと自分が通っていた旧金山保育所(※金山神社の近く)の頃を思い出します。

 

保育所の帰り道、祖母が農協に用事があるというので入口で待っていると、ガチャガチャが2台ほど置いてありました。用事が済んで戻ってきた祖母にお金をもらい右にハンドルを回すと、カタッとカプセルが出てきました。何が入っているのだろう?と指に力を入れて中を見ると、欲しいと思っていたウルトラマンのバッジでした。

 

当時、友達の間で流行していたのは、帽子にウルトラマンのバッジを付けることでした。このバッジは子ども向けのおもちゃながら、バリや色のむらが無い等、丁寧に造られており心の底から欲しいと思っていたバッジでした。

 

その後、2回ハンドルを回して3つのバッジを手に入れ帽子に付けて帰りました。雨の午後でしたがとても楽しく帰宅した記憶があります。

 

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ボロボロになったウルトラマン大百科とバッジ

 

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かつて農協のお店だった建物。入口にガチャガチャが置いてありました。

 

現在、農協はやっておりません、保育所はだいぶ前に取り壊されて空き地になっています。往時を偲ぶものといえば、瑞雲寺境内にある遊具位でしょうか。この遊具は保育所を解体する際、住職が譲り受けたと聞いています。つい最近、遊具のペンキの剥げが酷いので、シルバー人材の方に依頼し、きれいに塗って頂きました。

 

 

 

金山保育所跡を訪れてみました。

 

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かつての保育所の入口

 

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錆びてはいましたが扉がまだ残っていることに感動!

 

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保育所跡

 

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ソックス工場の事務所

 

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ソックス工場の廃墟

 

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かつて保育所にあった遊具。新時代の令和に向けて色を塗って頂きました。

 

今回は平成最後の昭和の日にちなみ、お寺と関係ありませんがバッジの思い出話を書かせて頂きました。

藤棚の塗装

2019.04.23 Tuesday

遊具に引き続き、境内にある藤棚・掲示板の屋根の塗装が終わりました。

 

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石段横の藤棚

 

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池にある藤棚

 

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掲示板の屋根

 

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女形観音様の屋根

遊具の塗装完了

2019.04.23 Tuesday

瑞雲寺境内にある遊具は旧金山保育所移転に伴い譲っていただいたものです。色が剥げるたびにペンキを塗ってきました。重ね塗りするに従い、さらに錆が内から盛り上がり見た目がひどい状況になっていました。一度ペンキをはがして塗装する話になり、先日、シルバー人材センターの方数人で遊具の塗装をして頂きました。

 

塗装前

 

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重ね塗りの間からの錆

 

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ボロボロと剥げ落ちるほどの酷い状況でした。

 

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上に同じ

 

 

塗装後

 

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以前と同じ青色に塗っていただきました。

 

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新品のような遊具

 

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こちらはブランコ

 

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遊具外観

片山の枝垂れ桜

2019.04.20 Saturday

金山の桜が散った中、今が満開の片山地区の枝垂れ桜があります。
昨年は22日頃が満開でしたので、大体咲く時期は例年通りです。

この枝垂れ桜が散り始めると、本格的な緑の季節に入ります。

 

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花びらが散った桜の木

 

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片山の枝垂れ桜は今が満開

 

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とてもきれいな色をしています。

 

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枝垂れ桜から見えるお館山

観音様の祭典

2019.04.18 Thursday

本日は、平成最後の金龍山瑞雲寺観音様の祭典でした。
朝早くからお手伝いに来られた講員の皆様方には感謝申し上げます。
今までの観音様の祭典の中では一番天気が良かったのではないかと思います。

 

10時、観音堂において祈祷
10時半、本堂にて仏祖諷経
11時、レクダンス
12時、観音講総会

 

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ポスター

 

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観音堂

 

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桜もだいぶ散りました。

 

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レクダンス披露
 

来年も楽しい祭典にできればと思います。

観音堂の掃除と水芭蕉

2019.04.17 Wednesday

明日の観音様のお祭りのために観音堂を掃除をしました。一休みしていると水芭蕉が咲いているのに気が付きましたので撮影してみました。

 

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瑞雲寺観音堂

 

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軒下は杉の葉や葉っぱが溜りやすいようです。

 

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観音堂横に咲いた水芭蕉

牛石・鬼石・立石

2019.04.16 Tuesday

数日前、スマートフォンでニュースを読んでいると「牛石・鬼石・立石」という文字が目に入りました。「丸森の石も有名になったものだ」とよく読んでみると丸森ではなく岩手県一関市大東町の石の記事だったのです。その時は丸森町でないことにガクッとしてしまいましたが、石のある大東町の皆さんは奇岩登録されたのをきっかけに道路を整備していくとのことでした。(記事参照 岩手日日新聞社

 

奇しくも丸森町にも牛石・鬼石・立石があるので写真にて紹介したいと思います。

 

丸森の牛石・鬼石・立石

 

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耕野の牛石

 

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金山の鬼石

 

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丸森の立石

雪の日の桜

2019.04.11 Thursday

桜が開花したと思いきや、4月に入っての雪には驚いてしまいました。桜と雪の風景が珍しいので撮影してみました。

 

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湿った雪のせいでしなる南天の木

 

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赤い花と雪

 

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今朝の金山の風景

 

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鬼形の桜公園

 

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渓水寺の枝垂れ桜の巨木

 

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瑞雲寺の枝垂れ桜

お釈迦様の誕生日

2019.04.09 Tuesday

8日はお釈迦様の誕生日でした。

お釈迦様は、母親であるマーヤー夫人が、白いゾウが天から降りてお腹に入る夢を見て懐妊されました。
そして、無憂樹(むゆうじゅ:マメ科)の花が咲くルンビニ園でお生まれになられました。お釈迦さまが誕生されたのを見て、竜は天から降りて香り高いお湯と水を灌いで産湯につかったといわれています。

その後、お釈迦様は立ち上がり、右手を天に、左手を地に「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」ととなえられたと伝えられています。意味は、私たち一人一人の存在は非常に尊い存在でありかけがえのないたった一つの命をもっているということです。我とはお釈迦様お一人のことではなくすべての人々が尊い命をもっているということを教えているのです。

 

 

ヒマラヤの  雪の浄さよ
ゆたかなる  カピラの城の
奥ふかく  眠る妃の
ほほ笑める  顔の安けさ
白き象  天よりくだり
ふしぎにも  み胎に入ると
夢に見て  みごもりたもう
よろこびの  きざしなりしよ
アソーカの  花咲く枝に
手をのばし  ふれたもう時
たぐいなき  御子生れましぬ
みどり児は  起つとみるまに
天と地を  指さしまして
高らかに  唱えたまわく
世に独り  我ぞ尊し 


お釈迦様の呼称に「ほとけさま」があります。
「ほとけさま」の漢字は皆さんご存知の通り「」と「」の2種類あります。

「仏」の字を分けてみますと、右側のムは「わたくし(私)」「〜でござる」「〜であります」を意味するそうです。
左側のイと右側のムを合わせて「人でム(ござ)る」は、人を意味しています。

「佛」の字を分けてみますと、右側の弗は「〜にあらず」を意味するそうです。
左側のイと右側の弗を合わせて「人に弗(あら)ず」は、人であって人でないを意味し、転じて悟りを開いた者を意味すると私は理解しています。ちなみに「沸騰」の「沸」は「水に弗(あら)ず」は、水であって水でない沸き立つようなお湯を表しています。

「仏」と「佛」どちらが「ほとけさま」にふさわしいかと言えば、漢字のつくりから考えると「佛」に軍配が上がるのではないでしょうか。

お釈迦様の誕生日である「降誕会」にちなみ「ほとけ」の字について考えてみました。