令和元年度読書感想文

2019.05.31 Friday

金山図書館に提出された小学生21名分の読書感想文を何度か繰り返して読ませて頂きました。先日、その中から10名を選考した用紙を、まちづくりセンターに提出してきました。

 

今回の感想文で高学年の方は、なぜ読もうと思ったのか?(きっかけ)、読んだ本の内容(理解)、読んだことによってどのような自分になりたいか、自分だったらこうしたい(希望)等が述べられていて、私も同じ本を読みたくなるような気持になりました。低学年の方は、形式にとらわれず「読んで良かった!」と直に心情が伝わる感想文がとても良かったです。

 

本を読んで自分の考えを原稿用紙数枚にまとめるというのは、なかなか大変なことです。一生懸命に書いて頂いた21名全員を選びたかったのが本音です。今回選ばれなかったとしても、本をたくさん読んで来年も感想文を提出して頂ければと思います。

金山図書運営委員会一同、楽しみに待っています。

お坊さんが可哀そう

2019.05.31 Friday

絵巻物の「春日権現記」の中で、お坊さんが説法をする場面があります。奥の方には太鼓と法螺貝が置いてあるのを見ると、説法の始まりの合図に使用していたのかもしれません。それにしても、あくびをする武士、縁側で小便をする子供、全く話を聞いていない子供達。あまりにおおらかすぎて話をしているお坊さんがなんだか可哀そうに見えます。

 

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春日権現記

 

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ほら貝と太鼓

 

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あくびをする武士

黒いカエル

2019.05.30 Thursday

良い天気が続く中、境内にある池の石では、カエルが日光浴していました。

日焼けなのかわかりませんが、皮膚の色が黒かったです。

 

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石の上で日光浴するカエル

学研まんがで仏教が学べます

2019.05.27 Monday

学研まんがで「仏教のひみつ」があるのをご存知でしょうか?何年か前に金山図書館に寄付させて頂いた本ですが、インターネットでも読むことができます。図書館に行けない方は、読んでみてはいかがでしょうか。(※ブラウザによって読めない時もあります)

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https://kids.gakken.co.jp/himitsu/079/

禅をきく会

2019.05.26 Sunday

遅くなってしまいましたが、曹洞宗東北管区教化センター主催の「禅をきく会」のご案内です。

 

 

 

時間
午後2時30分〜午後4時30分

 

参加費
各回500円

 

場所
仙台市太白区文化センター 楽楽楽ホール
仙台市太白区長町5丁目3番2号   

石段の隙間の修復

2019.05.19 Sunday

石段の隙間に落ち葉がはさまったり蟻の巣ができるなど掃除するのが大変でした。シルバー人材の方、数名が来られ石段の隙間の修復をして頂きました。これで一年を通して掃き掃除も楽になります。

 

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瑞雲寺の石段

平行四辺形の雲

2019.05.18 Saturday

飛行機雲が平行になる現象はたまに見ることはできますが、縦横平行になる雲はかなり珍しいと思います。天気が良く空を見上げましたら平行四辺形の雲がありましたので撮影してみました。

 

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平行四辺形の雲

古い塔婆の置き場所

2019.05.06 Monday

よく受ける質問に「古い塔婆や白木の位牌はどうしたらよいのでしょうか?」というのがあります。古くなった塔婆はお地蔵様の後ろに置き場所を設置しましたので、そちらに置いて下さい。白木の位牌は四十九日(亡くなった日を含める)を過ぎましたら、小さなお地蔵様とお地蔵様の間にある木箱に安置して下さい。よろしくお願い致します。

 

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古い塔婆は大きなお地蔵様の後ろに置いて下さい。

 

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古い塔婆はお焚き上げ致します。

 

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白木の位牌は小さなお地蔵様の隣にある木箱に安置して下さい。

五月晴れ

2019.05.04 Saturday

今日は雲一つない五月晴れ。めったにない良い日でしたので空いた時間にデジカメを持って撮影してみました。

 

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竹藪にはタケノコが芽を出していました。

 

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庫裡の裏にある藤の花が満開

 

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鮮やかな赤のつつじ

 

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新緑の小富士山

 

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佐野製糸場の石垣も新緑と相まって良い感じです。

 

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蔵王山と阿武隈川(原町の土手より撮影)

令和元年 創建561年

2019.05.01 Wednesday

今日から令和元年、瑞雲寺は室町時代の長禄二年(※1458年)に創建されて561年目に入りました。

 

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令和元年の瑞雲寺本堂

 

金龍山瑞雲寺は室町時代の長禄二年(1458年) 瑚海仲珊禅師(こかいちゅうさんぜんじ、新潟県村上市、耕雲寺四世)が伊具郡丸森町金山の地に足を踏み入れ、耕雲寺の末寺として金龍山の中腹を整地し寺院を建立したのに始まります。

 

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宮城県仏教史

 

その後、天正の頃に本堂がひどく荒廃し、伊達陸奥守藩士中島伊勢守宗求公(瑞雲寺中興開基)が建物を修繕。そして田畑を寄進し中島公の菩提所として維持されました。元禄の頃に本堂の大修繕が施され今に至ります。現在は本堂を中心として衆寮、庫裡、鐘楼堂、観音堂の建物配置となっております。

 

建物の配置

 

瑞雲寺の南側一段高く眺望のよい所にかつてお堂があり、中島家代々の御位牌が安置されていたといわれています。このお堂には金泥が塗られて燦然たる光輝を放ち、世間の目を奪ったといわれていますが、明治九年(1876年)原因不明の失火により灰燼に帰して金山の一美観を失ってしまいました。現在はお堂を囲む石のみが残っています。

 

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かつてお堂があった所

 

境内には、髪の毛を供養した全国でも珍しい「頭髪供養碑」。かつて生糸の産地だったことを物語る「猫供養碑」。開山当初からあるといわれている古木「多羅葉樹」「百日紅」を見ることができます。

 

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養蚕が盛んだったことを今に伝える猫神様

 

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多羅葉樹

 

瑞雲寺には末寺が三ヶ寺あります。大内の長泉寺(九世開山)、柴田町船岡の大光寺(十世開山)、金山の渓水寺(十五世開山)があり、丸森町の一寺院として今日に至っております。

 

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長泉寺(大内・田辺)

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大光寺(船岡)

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渓水寺(金山・鬼形)

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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